印欧語根 | ||
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ne | 広く否定の意味を表す印欧語根。重要な派生語は、no, not, 接頭辞a-1(awayなど)、接頭辞in-1(injuryなど)、接頭辞non-(nonentityなど)、接頭辞un-1(unlikeなど)などの単語。 | |
epi | 近くに、「…で」「…に向かって」の意味を表す印欧語根。接頭辞epi-(epilogue, episodeなど)、接頭辞ob-(object, occurなど)に派生。 | |
per-2 | 導くことや運ぶこと、横切ったり過ぎて行くこと、突き通すことなどを表し、語根per1のグループに属する動詞的な語根。重要な派生語は、語幹portを持つ語(import, opportunity, reportなど)、fare, sportなど。 |
接頭辞 | ||
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in-1 | 「無」,「不」など否定の意味を表す。 ◆ "b", "m", "p" の前では "im-" , "l" の前では "il-" , "r" の前では "ir-" となる。 遷移の過程で, アングロフランス語, 古期フランス語の形を変えずに "en-" という異形をとる語もある。→ enemy ラテン語では 'g' の前では 'i-' となったことを受けて 英語でも "g" の前で "i-" となることがある。 → ignominy |
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ob- | ラテン語系の語について、「…へ」, 「…の前に」, 「上に」, 「おおって」, 「反対に」, 「逆に」, 「完全に」 の意を表す。 ("c" の前で"oc-" 時として"os-", "f" の前で "of-", "m" の前で "o-", "p" の前で"op-", "t" の前で "os-" となる) (語源) ラテン語 'obvertere' (向き直って~の方へ行く) に由来する。 |