epi-

1.…の上に
2.…を越えて 
3. …の周りに
4.…の近くに 
5.…のほかに 
6.…のあとに
という意味を表す。
(母音または "h" の前では ep-)




印欧語根
epi 近くに、「…で」「…に向かって」の意味を表す印欧語根。接頭辞epi-epilogue, episodeなど)、接頭辞ob-object, occurなど)に派生。
この接頭辞を持つ語
epenthesis
語中音挿入《語の中に余分な音や文字が挿入されること》
印欧語根等はthesis参照
epicene
[adj.]
両性具有の(特徴を持った), 中性の, 性別のない, 通性の

[n.]
両性具有者[動物], 通性語

epicritic
識別できる, 感知できる《皮膚の神経線維が温度・触覚の微少な変化を識別できることをいう》
epicycle
周転円
epidemic
[形容詞]
流行性の, 伝染性の, 流行している, はやりの, 異常発生の

[名詞]
(病気の)流行, はやり, 蔓延まんえん, 流行病の発生;(虫などの)大発生;(事件の)続発
epidemiology
[名詞][U]疫学

印欧語根などはepidemicを参照
epidermis
表皮
epigene
〈岩が〉地表近くで生成された. ギリシャ語で「後で成長する」が原義
epigone
(思想・芸術上の)模倣者, 亜流, エピゴーネン. ギリシャ神話のEpigonoi(ギリシア神話でテーベを攻めた7将の息子たちを指す)に由来し、「後に生まれた者」が原義
epigram
警句, エピグラム, 寸鉄詩, 寸鉄的表現
epigraph
(建物・像・記念碑などの)碑銘, 碑文, エピグラフ, (巻頭・章頭の)題辞, 銘句
epilepsy
てんかん
epilogue
[名詞]1(劇の)納め口上(を述べる役者), エピローグ(⇔prologue). 2 (文芸作品・楽曲などの)結び, 終章;((文))(出来事などの)結末, 終局.

[動詞]〜にエピローグを付ける
epiphysis
骨端, (脳の)松果体[腺]
episode
挿話, 症状の発見
フランス語épisode←「中間に入れられたもの」の意のギリシャ語epeisodiosから
episodic
エピソードの、挿話的な, エピソードから成る
印欧語根等はepisode参照
epistaxis
鼻(出)血
epistemologist
認識学者, 人間の知識に関して研究する人, 認識に関して研究する人
epistemology
認識論
epistle
手紙, 書簡
epistrophe
[名詞]《修辞学》結句反復.「向きを変える、ひっくり返す」が原義.
epitaph
墓碑銘, 墓誌, 碑文
epithelium
上皮, 表皮, 皮膜組織
epithet
形容して〜と言う
epitome
典型, 概略, そのもの, 権化, 縮図, 大要, 抜粋, 要約. 「短くすること」という意味のギリシャ語、「要約」という意味のラテン語に由来
epitomize
〜の典型である, 抜粋[概略]を作る
印欧語根等はepitome参照
epoch
時代, 新時代を開く出来事, 銘記すべき出来事, 新しい時代のあけぼの, 新紀元
epode
古代ギリシアの叙情詩の詩節の第3連, エポード
eponym
[名詞]
1.名祖(なおや):民族・土地・事物などの名の起こりとなった人物 (例えば、"America" の名祖は "Amerigo Vespucci" )
2. 名祖の名をもとにした名称や言葉 (ギリシャ神話のアトラスを名祖とする "atlas" (地図)という言葉)

(語源) フランス語 'ēponyme' からの借入語。ギリシャ語  'epōnumos' (~の名をとって命名する) に由来する。('epi-'+ 'onoma' (名前))
eponymous
[形容詞](人が)名祖 (なおや)としての,(土地,時代が)名祖名のついた。 参照: eponym
既に存在する事物の名(とくに人名)にちなんで二次的に命名された言葉のことを "eponym" といい、元となった人名などのことを名祖(なおや)という。 (作品中の人物が)作品の名称と同じ名前の. 
parallelepiped
【n.】
平行六面体. 印欧語根等はparallel参照
pseudepigrapha
【n.】
[複数扱い] 偽典《紀元前1世紀から紀元1世紀の間の, さまざまな作者不明またはペンネームで書かれたユダヤ教の文書で, 旧約のギリシア正典に含まれない聖書の一部;the Psalms of Solomon など;カトリックでは Apocrypha という》.


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