innocent  [adj.n ]

【adj.】(more 型;時に -er 型)
1〈人・言動などが〉無邪気な, 天真爛(らん)漫な;お人よしの;無害な, 悪気[悪意]のない;率直な.
2 (比較変化なし)〈人が〉無罪の, 潔白の(⇔guilty);法的責任のない, 巻き添えを食った(だけの);[S is 〜 of O]〈人が〉〈罪〉を犯していない.
3 (比較変化なし) 〈人が〉無知の, 無経験の;疎(うと)い;[叙述]〔…を〕知らない, 〔…に〕気付いていない〔of〕.
4 (比較変化なし)[叙述]((略式))〔…が〕ない, 欠如した〔of〕.
5〔医学〕〈腫瘍(しゅよう)などが〉悪性でない, 良性の, がん性でない.

【n.】
1 無邪気な人, 子供;世間知らず, ((まれ))お人よし, おめでたい[ばかな]人.
2 潔白な人;巻き添えを食った人.
3〔植〕[通例 〜s;単数扱い] トキワナズナ(bluet).
4 [the Innocents]〔新約〕無辜聖嬰児(むこせいえいじ)《イエスの生誕を恐れた Herod 王が命じて殺した嬰児》.



印欧語根
ne 広く否定の意味を表す印欧語根。重要な派生語は、no, not, 接頭辞a-1awayなど)、接頭辞in-1injuryなど)、接頭辞non-nonentityなど)、接頭辞un-1unlikeなど)などの単語。
nek-1 死、傷つけることを表す(nuisance, innocentなど)。nectarは「死に打ち勝つ神の飲み物」から。


接頭辞
in-1 「無」,「不」など否定の意味を表す。
◆ "b", "m", "p" の前では "im-" , "l" の前では "il-" , "r" の前では "ir-" となる。
遷移の過程で, アングロフランス語, 古期フランス語の形を変えずに "en-" という異形をとる語もある。→ enemy
ラテン語では 'g' の前では 'i-' となったことを受けて 英語でも "g" の前で "i-" となることがある。 → ignominy



接尾辞
-ent 1. 「...な行動を行う, 促す, おこさせる」という意味の形容詞, 名詞を造る。「...な状況や状態となる」という意味の形容詞, 名詞を造る。
2. 「...の行動を行う, 促す, おこさせる人(もの,こと)」という意味の名詞を造る。

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