retinaculum  [n. ]

[名詞]
1 つなぎ, (いくつかの部分をつなぐ)組織体
2〔動・解剖〕保帯;〔昆虫〕抱鉤(ほうこう)《ガの飛行中に前後翅を結びつける鉤》

印欧語根などはretainを参照



印欧語根
re- 後ろに、逆に、以前に、引き返す(印欧語根wer-3参照)の意味の印欧語根。接頭辞re-recommend, refer, remain, returnなど)の由来として、後ろに、再びの意。他の重要な派生語は、接頭辞retro-retrogradeなど)、surrenderなど。
ten- 広く「引っ張ること」「伸ばすこと」を表す印欧語根。語幹tendattend, extendなど)の由来として、(…まで)引き伸ばす(ラテン語portendereから)意。また、語幹taincontain, obtainなど)の由来として、ある状態に保っておくこと、維持すること(ラテン語tenēreから)の意。他の重要な派生語は、tenant, toneなど。


接頭辞
re- 1 「再び, 新たに」
2 「もとに戻って, 返して」という意味を表す。
3 「...に応えて」, 「相互」, 「後ろに」, 「隠蔽」, 「離れて」, 反復, 強意, 否定の意味を表す。
《◆ "red-" も 》

(語源) ラテン・フランス語系の接頭辞 're-' に由来する。 ラテン・フランス語系の借入語以外にも 多くの語に付けられている。 

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