prerogative  [n.adj ]

【n.】
1 (官職上の)特権, 優先権;大権(privilege).
2 (一般に個人・団体・独立国が有する)特権, 特典.
3 ((古))=→precedence.

【adj.】
特権を有する.



印欧語根
per1 非常に広い意味を持つ印欧語根で、基本的には「前に」「…を経て」を表す前置詞の意味を持つ。その他にin front of, before, early, first, chief, toward, against, near, at, aroundのような広い意味を表す。

主な派生語には、first, from, before, forth, paradise, per-で始まる多くの語(percentなど)、接頭辞pre-を持つ語(preludeなど)、pri-で始まる多くの語(princeなど)、接頭辞pro-を持つ語(propertyなど)などがある。

reg- 直線的に動くこと、またはそれに関係することを表す印欧語根。 1.正しいこと、修正、直線的(例right)。 2.まっすぐに導くこと(例realm, rectangle, surge, 語幹rectを持つ語)。 3.力強いこと(例rich)。 4.王(例regal, royal)。 5.まっすぐな木片、杖(例rail(1), regular, rule)。 6.尋ねる(例abrogate)。


接頭辞
pre- 1 「…以前の」, 「あらかじめ」
2 「…の前部にある」, 「正面にある」
3 「上位の」, 「すぐれた」
4 「予備の」  
という意味を表す。
◆ "prae-" という異形も。

(語源) ラテン語 'prae' (前に, 全面に)に由来する。



接尾辞
-ative -ate-ive の合成語尾。「…的な」の意味で, 傾向・性質・関係などを表す形容詞を造る。'-ate' で終る語の語幹から形容詞を造る場合が多い。

-ate で終わる語は多く, そのため、-ative で終わる形容詞が量産されたことの影響をうけて、他の語幹に -ative をつけた形もよくみられ、
ラテン語系動詞や -ty で終る名詞の語幹、英語固有の動詞につけて形容詞を造っている場合もある。

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