paralogism  [n. ]

【n.】〔論理〕
1 反理, 偽推理《不注意から生じた推論の誤り》.
2 (カントの用法で)自意識の統一性から心霊の単純性を推論すること.



印欧語根
per1 非常に広い意味を持つ印欧語根で、基本的には「前に」「…を経て」を表す前置詞の意味を持つ。その他にin front of, before, early, first, chief, toward, against, near, at, aroundのような広い意味を表す。

主な派生語には、first, from, before, forth, paradise, per-で始まる多くの語(percentなど)、接頭辞pre-を持つ語(preludeなど)、pri-で始まる多くの語(princeなど)、接頭辞pro-を持つ語(propertyなど)などがある。

leg- 集めること、さらに派生して 話すことを表す。重要な派生語は、語幹lectを持つ語(select, collect(1)など)、接尾辞-logy(論議や表現、学問を表す)を持つ語(biology, technologyなど)、coil(1), legal, lesson, loyalなど。


接頭辞
para-1 1 (a) 近く, …のそば, 側。 (b) …を超えて, 以上。 (c) 不規則, 不正。 (d) 補助…, 副次的, 准…。 (e) 類似した, 同様の。
2 〔医学〕(a) 副次的 (b) 異常 (c) 疑似
3 〔化学〕(a) 異性体 (isomer), 重合体 (polymer), 一時異変 (modification), 派生 (derivative) (b) パラ位の 《(ベンゼン環を有する化合物で)置換基が1, 4位の cf. meta-, ortho-
4 〔物理〕(2原子が)逆平行回転の.

《◆母音の前などでは "par-"  》

(語源) ギリシャ語 'para' (...のそばに) に由来する。



接尾辞
-ism 次の意味の抽象名詞を作る.
1 行動, 行為。
2 状態, 状況。
3 主義, 体系, 信仰, 理論。
3 特性, 特徴。
4 病的状態, 専念・執着。
5 表現, 語法, 学説。
6 差別, 偏見。
   (母音の前で "-asm" の異形も)

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