induction  [n. ]

【n.】
1〔公職などへの〕就任(式);〔団体などへの〕入団(式);((米))〔軍への〕入隊(式)〔into〕.
2(新加入者への)入門研修, 手ほどき.
3誘導, 誘発;〔医学〕(薬剤による)出産誘発;〔発生〕(胎生細胞の)分化誘導;〔生化学〕酵素誘発《細胞に誘導物質を与えると, それを体謝するために酵素が生成されること》;〔電気〕誘導, 感応《物体に帯電体を近づけると, 帯電体と異種等量の電荷が物体に生じること》(cf. inductance);〔機械〕(混合気のシリンダへの)吸入.
4〔論理・数学〕帰納(法)(【略】 induc.)(⇔deduction);帰納推量(による結論);(事実・証拠の)提示, 提出, 列挙.
5((古))序文, 序言(preface);(特に英国演劇の)序幕.

印欧語根などはinduceを参照



印欧語根
en 中に、中への意。内側、内部、「…の間で」を表すこともある。重要な派生語は、and,接頭辞en-enableなど)、接頭辞in-2increaseなど)、接頭辞inter-interceptなど)、接頭辞intro-introduceなど)などの単語。
deuk- 導くことや引くことを表す印欧語根。 1.tow1の由来として、引くこと。 2.tieの由来として、縛ること。 3.teamの由来として、家族、人種・種族、組など。 4.語幹duceを持つ語(introduce, produceなど)、educateなどの由来として、導くこと。


接頭辞
in-2 1 「中に」, 「の上に」
2 「の内に」, 「に反して」, 「に向かって」
3 「強意」,「原因」

《 "p", "b", "m" の前では "im-" ;"l" の前では "il-" ; r の前では "ir-" となる場合がある。フランス語の影響で "en-" , "em-" となる場合もある。》



接尾辞
-ion 語源をラテン語とする語のラテン語形の語幹や過去分詞形に付いて「行動」「状態」「過程」「結果」を表す名詞を造る。
1 ラテン語の形容詞・名詞の語幹に付いたもの。(例:union (一つに結びつけること) ラテン語 'ūnus (語幹 'ūn':one, 「一」)+ -ion)
2 ラテン語の動詞の語幹に付いたもの。(例:opinion (意見) ラテン語 'opīn(ārī)' (考える) + -ion)
3 ラテン語過去分詞形に付いたもの。 (例:notion (概念) ラテン語 'nōt(us)('nōscere'(知る) の過去分詞形) + -ion )

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