individualism  [n. ]

【n.】
1個人主義《社会・経済活動で, 個人の自由・自立を重んじ, 自由競争をよしとする》;個人主義的行動.
2利己主義《◆egoism の婉曲語》.
3自立[独立独行]主義;(経済上の)自由放任主義(laissez-faire)《個人の経済・社会活動を政府が規制すべきでないことを唱える》.
4個性(の発揮);個人的特質, 独自性;癖.
5〔哲学〕個体主義《真に存在するのは個体のみであるとする論;cf. Platonism, realism》;個人主義.

印欧語根などはindividualを参照



印欧語根
ne 広く否定の意味を表す印欧語根。重要な派生語は、no, not, 接頭辞a-1awayなど)、接頭辞in-1injuryなど)、接頭辞non-nonentityなど)、接頭辞un-1unlikeなど)などの単語。
weidh- 分ける、分離するなどの意を表す。(widow,divideなど)


接頭辞
in-1 「無」,「不」など否定の意味を表す。
◆ "b", "m", "p" の前では "im-" , "l" の前では "il-" , "r" の前では "ir-" となる。
遷移の過程で, アングロフランス語, 古期フランス語の形を変えずに "en-" という異形をとる語もある。→ enemy
ラテン語では 'g' の前では 'i-' となったことを受けて 英語でも "g" の前で "i-" となることがある。 → ignominy
dis- 1 動詞につけて欠如,否定,逆の意を示す。「無...」「...不」「...非」
2 名詞につけて「除去、奪取」の意を示す。
3 形容詞につけて「反対, 否定」の意を示す。
4 「分離」の意を示す。 
5.(否定の)強意として。

( "b", "d", "l", "m", "n", "r", "s", "v" および時に "g", "j" の前では "di-" の形をとる。また ラテン語 'dis-' を語源とするが  "de-" の形をとる語もある。 例: defame ) 参照 : de-



接尾辞
-ism 次の意味の抽象名詞を作る.
1 行動, 行為。
2 状態, 状況。
3 主義, 体系, 信仰, 理論。
3 特性, 特徴。
4 病的状態, 専念・執着。
5 表現, 語法, 学説。
6 差別, 偏見。
   (母音の前で "-asm" の異形も)

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