amphithecium  [n. ]

[名詞]
〔植〕アンフィテシウム《コケ植物の若い胞子体の外層で, 成長すると胞子嚢(のう)の外壁になる》



印欧語根
ambhi 周囲に、あちらこちらにという意味の印欧語根。by(1), butなどの由来として、「…のそばに」の意。接頭辞be-の由来として、強意を表す。m̥biとも表記。
dhē- はめることや置くこと、ここから箱や倉庫のこと、判断することなどを表す印欧語根。do(1)などの由来として単に動作を、接尾辞-fy, -ficなどの由来として、動作、特に作ることを表す(satisfy, terrificなど).他の重要な派生語は、fact, affair, effect, sacrifice, face, synthesisなど。


接頭辞
amphi- 「周りに」, 「周囲に」, 「両〜」, 「両様に」, 「両側」 の意を表す。

(語源) ギリシャ語 'amphi' (両側に, 周囲に)に由来する。 (参照: ambi- )



接尾辞
-ium 1. ラテン語からの借入語(名詞)に見られる接尾辞。 (例: premium プレミアム, 賞)
2. (化学)元素名を造る。...イウム。 (例: titanium チタン)
3. (特に植物学用語で)小型..., ...塊 の意の植物名や器官・組織名を造る。(例: nasturtium キンレンカ)

(語源) 近代ラテン語 '-ium' (中性名詞語尾) ← ギリシャ語 '-ion'(指小接尾辞)に由来する。

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