nasturtium  [n. ]

[名詞]
1 〔植物〕キンレンカ(金蓮花)。丸い葉をつけ、金色の花をつける。葉、花、果実、種子は辛みと酸味があって食用になり、サラダや彩りによく利用される。
2 明るいオレンジ色。

(語源) 中期英語 'nasturcium' (クレソンの類) ← ラテン語 'nasturtium' ( 'nāsus'(nose鼻) + 'tortāre'(ねじる, 曲げる)/ 鼻がねじ曲がるくらい刺激的な臭い)に由来する。



印欧語根
nas- 鼻を表す(noseなど)。
terkᵂ- 巻き付けたりねじることを表す。印欧語根terə-1の拡張。


接頭辞
naso- 「鼻, 鼻孔」という意味を表す。 《◆母音の前では "nas-" 》.

(語源) ラテン語 'nāsus' (鼻)に由来する。



接尾辞
-ium 1. ラテン語からの借入語(名詞)に見られる接尾辞。 (例: premium プレミアム, 賞)
2. (化学)元素名を造る。...イウム。 (例: titanium チタン)
3. (特に植物学用語で)小型..., ...塊 の意の植物名や器官・組織名を造る。(例: nasturtium キンレンカ)

(語源) 近代ラテン語 '-ium' (中性名詞語尾) ← ギリシャ語 '-ion'(指小接尾辞)に由来する。

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