absolution  [n. ]

[名詞]
〔主にキリスト教〕(苦行・宗教儀式による)〔罪の〕許し;赦免;(義務・約束の)免除;〔罪の〕許しの言葉〔for, from, of〕, 悪行消滅宣言



印欧語根
apo- (ap-も)「…から離れて」「向こうの方へ」
1. of, off
2. 接頭辞ab-のつく単語abrupt
3. 接頭辞apo-のつく単語
4. ap(o) +接尾辞 -tero- という形で after
また、変異形の*po(s)から派生して post- oppose positive などがある。
s(w)e- 三人称代名詞、再帰動詞・代名詞を表す印欧語根。 1.selfの由来として、自分。 2.suicideの由来として、(誰か)自身。…なしに、…から離れて。 3. ラテン語で sēd, sē, sē(d)- で始まる語(select, secureなど)の由来として、「…なしで」「…から離れて」の意。 4.soloの由来として、「一人だけで」の意。 5.customなどの由来として、慣れること、慣らすこと。 6.ethnicなどの由来として、共存する人々、国などの意。 7.idiomなどの由来として、個人の、私的な。
leu- 解くこと・弛めること、分割すること・切り分けることを表す印欧語根。接尾辞-lessの由来として、虚偽の・不足した。他の重要な派生語は、loose, resolve, solveなど。


接頭辞
ab- 1 「離れて」 「外側の」 「反対側の」 という意味。 "c", "t" の前では "abs-" となり (例: abstract ), "m", "p", "v" の前では "a-" となる (例:amentia)
2 = ad- "ad-" は "b" の前では "d" が "b" に同化して "ab-" となる。 例: abbreviate
3 センチメートル・グラム・秒単位系で電磁単位を表すのに使われる。例: "abcoulomb" (絶対クーロン)


途中遷移語
solvere ラテン語 ゆるめる、結合する


接尾辞
-tion 動詞から名詞を造り、状態・動作または具体的な事例(人・物)・結果を表す。参照: -ion

(語源)  ラテン語 '-tiōn-' = -t(過去分詞形を造る接尾辞 -t(1)) + -iōn-(-ion)

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