recollection  [n. ]

記憶(力)


印欧語根
re- 後ろに、逆に、以前に、引き返す(印欧語根wer-3参照)の意味の印欧語根。接頭辞re-recommend, refer, remain, returnなど)の由来として、後ろに、再びの意。他の重要な派生語は、接頭辞retro-retrogradeなど)、surrenderなど。
kom 特に(過去)分詞・集合・強調を表す前置詞として、「…の近くに」「…と一緒に」という意味などを持つ印欧語根。
重要な派生語は、enough, 接頭辞co-, com-, contra-を持つ単語(cooperate, complex, contradictなど)。
ゲルマン語の接頭辞ga-, gi-, ge-を持つ語(古英語接頭辞ge-, y-を含む)。
leg- 集めること、さらに派生して 話すことを表す。重要な派生語は、語幹lectを持つ語(select, collect(1)など)、接尾辞-logy(論議や表現、学問を表す)を持つ語(biology, technologyなど)、coil(1), legal, lesson, loyalなど。


接頭辞
re- 1 「再び, 新たに」
2 「もとに戻って, 返して」という意味を表す。
3 「...に応えて」, 「相互」, 「後ろに」, 「隠蔽」, 「離れて」, 反復, 強意, 否定の意味を表す。
《◆ "red-" も 》

(語源) ラテン・フランス語系の接頭辞 're-' に由来する。 ラテン・フランス語系の借入語以外にも 多くの語に付けられている。 
com- 1. 「…と一緒に」, 「共同の」, 「ともに」 という意味を表す。
2 「まったく」, 「完全に」 など強意を表す。
通例 "b", "p", "m" の前では "com-", "l" の前で "col-", "r" の前で "cor-", 母音と "h", "gn", "w" の前では "co-" , その他の前では "con-" となる。しかし例外も少なくない。



接尾辞
-tion 動詞から名詞を造り、状態・動作または具体的な事例(人・物)・結果を表す。参照: -ion

(語源)  ラテン語 '-tiōn-' = -t(過去分詞形を造る接尾辞 -t(1)) + -iōn-(-ion)



類義語
記憶

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