perimysium  [n. ]

【n.】
〔解剖〕筋鞘(きんしょう), 筋周膜《筋繊維の主要束を包む繊維結合組織の鞘(さや)》.



印欧語根
per1 非常に広い意味を持つ印欧語根で、基本的には「前に」「…を経て」を表す前置詞の意味を持つ。その他にin front of, before, early, first, chief, toward, against, near, at, aroundのような広い意味を表す。

主な派生語には、first, from, before, forth, paradise, per-で始まる多くの語(percentなど)、接頭辞pre-を持つ語(preludeなど)、pri-で始まる多くの語(princeなど)、接頭辞pro-を持つ語(propertyなど)などがある。

mūs- ネズミ。また、筋肉を表す。(筋肉の収縮する様子がネズミの動きに似ていることから)(mouse, muscle)。


接頭辞
peri- 「...の辺りの」, 「近い」, 「周りの」, 「取り囲んだ」という意味を表す。

(語源) ギリシャ語 'peri' (周りに, 近くに)に由来する。



接尾辞
-ium 1. ラテン語からの借入語(名詞)に見られる接尾辞。 (例: premium プレミアム, 賞)
2. (化学)元素名を造る。...イウム。 (例: titanium チタン)
3. (特に植物学用語で)小型..., ...塊 の意の植物名や器官・組織名を造る。(例: nasturtium キンレンカ)

(語源) 近代ラテン語 '-ium' (中性名詞語尾) ← ギリシャ語 '-ion'(指小接尾辞)に由来する。

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