emancipate  [v. ]

解放する


印欧語根
eghs 外に、外への意味を表す印欧語根。接頭辞ex-effort, except, expectなど)の由来として「…の外へ」「…から離れて」の意。接頭辞extra-extraditeなど)の由来として「外側に」の意。他の重要な派生語は、exotic, strange, extremeなど。
man-2 手を表す。manage, manner, manualなどの由来として、手。語幹mandを持つ語(command, recommendなど)の由来として、「誰かの手の中に置くこと」から、任せること、頼むこと。
kap- しっかり握ること、持つこと(例have)、扱うことを表す印欧語根。語幹ceiveaccept, receiveなど)の由来。他の重要な派生語は、chase(1), heavy, occupyなど。


接頭辞
ex- 1 「外の, 外に, 外へ」という意味を表す。
2 「まったく」, 「完全に」など強意の意味を表す。
3 「反対の」, 「非」, 「無」という意味を表す。
4 「から離れて」, 「超」 という意味を表す。
通例 母音と "h", "c", "p", "q", "s", "t" で始まる語の前ではそのまま "ex-", また 'ec-' という形も。
"f" の前では "ef-", その他の子音の前では "e-" となる。
フランス語由来の語ではしばしば "es-" → "a-" となる。

官名, 役職などについて「前の」, 「以前の」 という意味を表す。通例ハイフンを伴う。 例: ex-president (前大統領)
manu- 「手」という意味を表す。 ( "man-", "mani-", "main-" という形も) 

(語源) ラテン語 'manus' (手)に由来する。



接尾辞
-ate (名詞を造る)
1 位、職、集団を示す名詞を造る (例: senate) 
2 対象となる人・物;行為の結果 (例: precipitate)
3 (化学)「…酸、…酸エステル」

(形容詞を造る)
1 ラテン語系形容詞語尾
2 ... 化した(受身的意味の形容詞をつくる)(例:separate)

(動詞を造る)
1 ...させる, ...する, ...になる  
2 (化学, 医学)...を加える, ...で処理する (例:acierate(<鉄を>鋼化する))

(語源) ラテン語 '-ātus'('-āre'の形の動詞の過去分詞形を造る接尾辞)に由来する

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