印欧語根 | ||
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de- | 指示語幹、前置詞、副詞の語幹を表す印欧語根。重要な派生語は、接頭辞de-(decide, defect, derivative, detailなど)の単語、to, today, tooなど。 | |
kom | 特に(過去)分詞・集合・強調を表す前置詞として、「…の近くに」「…と一緒に」という意味などを持つ印欧語根。 重要な派生語は、enough, 接頭辞co-, com-, contra-を持つ単語(cooperate, complex, contradictなど)。 ゲルマン語の接頭辞ga-, gi-, ge-を持つ語(古英語接頭辞ge-, y-を含む)。 |
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telə- | 持ち上げること、支えること、重さを計ることを表す。toll(1)の由来として、税、代金。talentは、金銀の重さで表される貨幣価値から。Atlanticなどは、世界を支える神Titanから。 |
接頭辞 | ||
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de- | 1. 「反対」, 「逆」, 「裏」, 「非」 2. 「…を脱ぐ」, 「…から取り除く」, 「分離」, 「除去」 3. 「…から降りる」 4. 「を減じる」, 「低下」, 「悪化」, 「非難」 5. 「…に由来する」, 「..派生する」 6. 強意 7. (化学)「1個以上の原子を除去して得られる分子を含む」 という意味を表す。 (語源) ラテン語 'dē-' または 'dis-' に由来する。 参照 : dis- |
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com- | 1. 「…と一緒に」, 「共同の」, 「ともに」 という意味を表す。 2 「まったく」, 「完全に」 など強意を表す。 通例 "b", "p", "m" の前では "com-", "l" の前で "col-", "r" の前で "cor-", 母音と "h", "gn", "w" の前では "co-" , その他の前では "con-" となる。しかし例外も少なくない。 |
接尾辞 | ||
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-ate | (名詞を造る) 1 位、職、集団を示す名詞を造る (例: senate) 2 対象となる人・物;行為の結果 (例: precipitate) 3 (化学)「…酸、…酸エステル」 (形容詞を造る) 1 ラテン語系形容詞語尾 2 ... 化した(受身的意味の形容詞をつくる)(例:separate) (動詞を造る) 1 ...させる, ...する, ...になる 2 (化学, 医学)...を加える, ...で処理する (例:acierate(<鉄を>鋼化する)) (語源) ラテン語 '-ātus'('-āre'の形の動詞の過去分詞形を造る接尾辞)に由来する |