arrogate  [v. ]

横領する, 偽って名乗る, 不当に帰する, 不法に自分のものとする


印欧語根
ad- 「…へ」「…で」「…のそばで」の意味の印欧語根。

重要な派生語は、at(1), aid, 接頭辞ad-を持つ単語(advice, announceなど)。

reg- 直線的に動くこと、またはそれに関係することを表す印欧語根。 1.正しいこと、修正、直線的(例right)。 2.まっすぐに導くこと(例realm, rectangle, surge, 語幹rectを持つ語)。 3.力強いこと(例rich)。 4.王(例regal, royal)。 5.まっすぐな木片、杖(例rail(1), regular, rule)。 6.尋ねる(例abrogate)。


接頭辞
ad- 「…に向かって」, 「…へ」, の意。移動, 方向, 変化, 完成, 近似, 固着, 付加, 増加, 開始, 強意などを表す。

"ad-" は b, c, f, g, k, l, n, p, q, r, s, t の前では同化してそれぞれ ab-, ac-, af-, ag-, ac-(k の前), al-, an-, ap-, ac-(q の前),ar-, as-, at-に置き換わる。
「近似, 付加」の意味の時は通例 "ad-" (例: adscititious )。
sc-, sp-, st-, gn- の前では "a-" となる。



接尾辞
-ate (名詞を造る)
1 位、職、集団を示す名詞を造る (例: senate) 
2 対象となる人・物;行為の結果 (例: precipitate)
3 (化学)「…酸、…酸エステル」

(形容詞を造る)
1 ラテン語系形容詞語尾
2 ... 化した(受身的意味の形容詞をつくる)(例:separate)

(動詞を造る)
1 ...させる, ...する, ...になる  
2 (化学, 医学)...を加える, ...で処理する (例:acierate(<鉄を>鋼化する))

(語源) ラテン語 '-ātus'('-āre'の形の動詞の過去分詞形を造る接尾辞)に由来する

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