-ula

ラテン語系指小辞(主に名詞や形容詞につき、感情的に「小さい」「少し」といった意味を表す接辞) <比較:ラテン語 -ula (女性), -ulum (中性), -ulus (男性)>



印欧語根
-lo- 指小辞を形成する第二の接尾辞。 英語の接尾辞 -ular, -ule, -let, -ling(1), -al(1), -al(2), -ar, -ile(1)に派生。
この接尾辞を持つ語
alula
[名詞]
〔鳥〕小翼《翼の親指に相当する第1指骨に付着した短い羽(翼)で2枚あるいはそれ以上の羽から成る;低速で飛ぶときに開いて失速を防ぐ》
copula
[名詞]
1連結するもの 2〔言語〕連結詞, 連辞, 繋(けい)辞《主語と述語をつなぐ be, seem など》 3〔解剖〕接合体《舌骨体など2つの構造が結合したせまい部分》 4〔論理〕繋辞, 連辞《英語の be など命題の主語と述語を結びつける語(句)》
formula
式, 公式, 処方, 調乳, 調理法, 製法, 秘訣
gastrula
原腸胚(はい), 嚢胚(のうはい)《発生初期の胞胚の次の段階》
ligula
唇舌《昆虫の下唇の先端で1対の突起から成る》
lunula
三日月形, 半月《ヒトの爪の基部の三日月形の白い部分》, 青銅器時代の三日月形のネックレス
morula
【n.】
〔発生〕桑実胚(そうじつはい)《受精卵の分裂で生じたクワの実状の細胞の塊》.
planula
【n.】
〔動〕プラヌラ《刺胞動物の幼生;繊毛(せんもう)があり, 自由に動きまわる》.
radula
歯舌《巻貝など軟体動物の舌の突起した歯状片;食物をそぎ取るために用いられる》
tarantula
タランチュラ
中世ラテン語←古イタリア語tarantola。イタリア南部イオニア海のタラント湾の北部の都市(Taranto)に由来。タラントは紀元前8世紀にスパルタ人によって建設され、ローマ時代にはタレントゥムTarentumとして知られた。
uvula
〔解剖〕口蓋(こうがい)垂, のどびこ.軟口蓋の延長;口蓋垂状の器官.


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