trivia  [n. ]

[名詞]
1 (時に単数扱い)つまらないこと, どうでもよいこと。 (クイズゲームで)ノンセクション, 雑学。 「トリビアル・パスート」というボードゲームのこと。( 参照: trivial )
2 trivium の複数形。(中世の大学の七教養科目中の)三学科 (文法・修辞・論理)。
3 〔ローマ神話〕 "Trivia" トリウィア。ギリシア神話の Hecate のローマ名。

(語源) ラテン語 'trivium' ('tri-'(tri-) + 'via' (道))に由来する。



印欧語根
trei- 3の意を表す印欧語根(three, thrice, tripleなど)。語幹testを持つ語(contest, protestなど)の由来として、第三者の意味の証人・証拠。
wegh- 行くこと、特に乗り物に乗って移動することを表す印欧語根。 1.weigh(1)の由来として、運ぶこと、または目盛りの釣り合い。 2,weightの由来として、重さ。 3.語幹viousを持つ語(obviousなど)、way, alwaysなどの由来として、道、旅程。 4.wagonの由来として、貨車。 5.vehicleなどの由来として、運ぶこと。
-ā- 抽象名詞や集合名詞形成の接尾辞。 母音oで終わるほとんどの形容詞では女性名詞であることを示す。(英語の接尾辞では-cy, -ery, -y(1), -y(5), -ia, -essに派生)


接頭辞
tri- 「3の…」, 「3つある」, 「三重の」, 「3つごとの」。 〔化学〕「トリ…」, 「三…」 という意味を表す。

(語源) 中期英語 ← ギリシャ語, ラテン語 'tri-' (三) に由来する。



接尾辞
-ia 1 国名・地名を表す名詞を作る(Australia)
2 病名・病的症状を表す名詞を作る(malaria)
3 状態や質を意味する語を作る
4 動植物名を表す名詞を作る
5 ラテン語起源, またラテン語風名詞の複数語尾
6 由来・関係・所属を表す名詞を作る
7 ギリシア・ローマ時代の祭典名
その他多くのラテン語からの借入語に見られる。

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