prosciutto  [n. ]

【n.】
プロシュート《香辛料のきいたイタリア原産のハム;乾燥したものを薄くスライスしてメロンなどと一緒に食べる》.

(語源) 俗ラテン語 'perexsūctus' (完全に乾燥した) に由来する。 ラテン語 'per-' + 'exsūgere' (ex- 外に + exsūgere 吸う ) から。



印欧語根
per1 非常に広い意味を持つ印欧語根で、基本的には「前に」「…を経て」を表す前置詞の意味を持つ。その他にin front of, before, early, first, chief, toward, against, near, at, aroundのような広い意味を表す。

主な派生語には、first, from, before, forth, paradise, per-で始まる多くの語(percentなど)、接頭辞pre-を持つ語(preludeなど)、pri-で始まる多くの語(princeなど)、接頭辞pro-を持つ語(propertyなど)などがある。

eghs 外に、外への意味を表す印欧語根。接頭辞ex-effort, except, expectなど)の由来として「…の外へ」「…から離れて」の意。接頭辞extra-extraditeなど)の由来として「外側に」の意。他の重要な派生語は、exotic, strange, extremeなど。
seuə-2 (液体を)飲むことを表す(soup, suckなど)。


接頭辞
pre- 1 「…以前の」, 「あらかじめ」
2 「…の前部にある」, 「正面にある」
3 「上位の」, 「すぐれた」
4 「予備の」  
という意味を表す。
◆ "prae-" という異形も。

(語源) ラテン語 'prae' (前に, 全面に)に由来する。
ex- 1 「外の, 外に, 外へ」という意味を表す。
2 「まったく」, 「完全に」など強意の意味を表す。
3 「反対の」, 「非」, 「無」という意味を表す。
4 「から離れて」, 「超」 という意味を表す。
通例 母音と "h", "c", "p", "q", "s", "t" で始まる語の前ではそのまま "ex-", また 'ec-' という形も。
"f" の前では "ef-", その他の子音の前では "e-" となる。
フランス語由来の語ではしばしば "es-" → "a-" となる。

官名, 役職などについて「前の」, 「以前の」 という意味を表す。通例ハイフンを伴う。 例: ex-president (前大統領)

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