charrette  [n. ]

[名詞]《仏語》シャレット。建築家が都市デザインの計画立案するにあたり、しばしば行政担当者や環境問題専門家などの第三者も加え、短期間に協同で議論し、問題の解決策を採用するセッション、ワークショップ。19世紀にパリで建築を学ぶ学生が自分の図面を評価してもらうために二輪馬車に積んで(しばしばその途中で加筆しながら)運んだことに由来。


印欧語根
kers-2 To run. 走ること, 移動すること、流れることなどを表す。語幹curを持つ語(current, concur, occurなど)の由来。car, carryなどの由来として、2輪の貨車。




接尾辞
-ette 1.名詞につける指小辞。小型の.. (例: kitchenette 簡易キッチン )
2.女性を表す名詞語尾 (例: usherette 案内嬢 )
3.まがい、代用品の意の名詞を造る。(例: leatherette 模造革) 
4.=-et (主にフランス語系の指小辞)

-ette はもともとはフランス語からの借入語に使われ, 名詞に指小辞的な意味を添える接尾辞で、「小さい、かわいい、愛着」、転じて「取るに足らない」などの意味合いをその言葉に付け加えた。
女性語を造るために付けられた -ette は現代では女性蔑視としてほとんど使用されていない。(majorette バトンガール :この言葉はいまでも広く使われている)

(語源) 中期英語 '-ette'← 古期フランス語 '-ete'からの借入語

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