印欧語根 | ||
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deik- | deig-とも表示。 To show, pronounce solemnly. 見せることや、(厳粛に)言い渡すことを表す印欧語根。他人に指導する言葉などに関係する意味の語が多い。 I-1.teachなどの由来として、見せることや指導すること。 I-2.digitの由来として、(指し示すためのものとしての)指。 II-1 爪先(toe)。 2 語幹dictを持つ語(dictate, predictなど)の由来として、話して教えること。 3 語幹dicateを持つ語(dedicateなど)の由来として、宣言すること。 4a index, indicate などの由来として、指針, 人差し指。 4b judge などの由来として、法を示すこと。 4c vendetta, revenge(1) などの由来として、保証人、原告、あだを討つ者。 5 deixis などの由来として、示すこと。 6 disk などの由来として、投げること。 7 dicast などの由来として、正義、裁判。 |
接頭辞 | ||
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ad- | 「…に向かって」, 「…へ」, の意。移動, 方向, 変化, 完成, 近似, 固着, 付加, 増加, 開始, 強意などを表す。 "ad-" は b, c, f, g, k, l, n, p, q, r, s, t の前では同化してそれぞれ ab-, ac-, af-, ag-, ac-(k の前), al-, an-, ap-, ac-(q の前),ar-, as-, at-に置き換わる。 「近似, 付加」の意味の時は通例 "ad-" (例: adscititious )。 sc-, sp-, st-, gn- の前では "a-" となる。 |
接尾辞 | ||
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-tion | 動詞から名詞を造り、状態・動作または具体的な事例(人・物)・結果を表す。参照: -ion (語源) ラテン語 '-tiōn-' = -t(過去分詞形を造る接尾辞 -t(1)) + -iōn-(-ion) |