theodicy  [n. ]

〔神学〕神義論, 弁神論《神が善であるならなぜこの世に悪が存在するのかを論じる議論》.

(語源) ギリシャ語 'theo-' (神の) + 'dikē' (秩序, 正義) に由来する。



印欧語根
dhēs- 宗教的な概念を表す印欧語根。おそらく語根dhē-の拡張。festivalなどの由来として、祝祭。fair(2)はもともと聖人祭の前後に開かれることから。
deik- deig-とも表示。 To show, pronounce solemnly. 見せることや、(厳粛に)言い渡すことを表す印欧語根。他人に指導する言葉などに関係する意味の語が多い。 I-1.teachなどの由来として、見せることや指導すること。 I-2.digitの由来として、(指し示すためのものとしての)指。 II-1 爪先(toe)。 2 語幹dictを持つ語(dictate, predictなど)の由来として、話して教えること。 3 語幹dicateを持つ語(dedicateなど)の由来として、宣言すること。 4a index, indicate などの由来として、指針, 人差し指。 4b judge などの由来として、法を示すこと。 4c vendetta, revenge(1) などの由来として、保証人、原告、あだを討つ者。 5 deixis などの由来として、示すこと。 6 disk などの由来として、投げること。 7 dicast などの由来として、正義、裁判。


接頭辞
theo- 「神(々)の」という意味を表す。 ( 異形として "the-" )

(語源) ギリシャ語 'theos' (神) に由来する。



接尾辞
-cy 「性質・状態」(-t,-te,-tic,特に-nt の語幹を持つ形容詞から抽象名詞をつくる)
「行為・行動」, 「階級・身分」(語幹につけられることもある)などを表す抽象名詞を造る

(語源) 中期英語 '-cie' ← 古期フランス語 '-cie', '-tie' ← ラテン語'-cia', '-tia',ギリシャ語 '-kiā', '-keia', '-tiā', '-teia' に由来する。

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