dyscrasia  [n. ]

[名詞]身体の一部, 特に血液疾患, 悪液質。

(語源) 中世ラテン語からの借入。不良性の(体液の)混和, 疾病)。 ← ギリシャ語 'duskrāsiā': ('dus-'=dys-..困難, 不良)+ 'krāsis'(混合, 混和)



印欧語根
dus- 悪いこと、悪を表す。印欧語根deu-1の派生。
kerə- 混ぜること、混乱させること、または、料理することを表す。
-ā- 抽象名詞や集合名詞形成の接尾辞。 母音oで終わるほとんどの形容詞では女性名詞であることを示す。(英語の接尾辞では-cy, -ery, -y(1), -y(5), -ia, -essに派生)


接頭辞
dys- 「異常」, 「悪化」, 「不良」, 「困難」, 「欠如」 という意味を表す。主に医学, 科学上の用語に用いる。

(語源) ラテン語 'dys-' (悪い) ← ギリシャ語 'dus-' (悪い) に由来する。



接尾辞
-ia 1 国名・地名を表す名詞を作る(Australia)
2 病名・病的症状を表す名詞を作る(malaria)
3 状態や質を意味する語を作る
4 動植物名を表す名詞を作る
5 ラテン語起源, またラテン語風名詞の複数語尾
6 由来・関係・所属を表す名詞を作る
7 ギリシア・ローマ時代の祭典名
その他多くのラテン語からの借入語に見られる。

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