brazier(2)  [n. ]

[名詞](また brasier)
1 (石炭などを燃料にする暖房用)金属製火ばち。
2 焼き肉[高熱]なべ。

(語源)フランス語 'brasier'(業火) ← 古期フランス語 'brese'(燃えている炭、燃えさし)に由来する。



印欧語根
bhreuə- bhreu-とも。 沸く、沸騰する、泡立つ、燃やすことを表す。 1. 醸造, 発酵, 食べ物, パン, 沸騰, 焼く などの料理に関する語 2.(異形 bhré-) 子, 子孫, 産む, ローストした肉と関連する語 3.(異形 bhres-)burning coal 燃える炭 と関連する語 4.(短縮形 bher‑ )発酵と関連する語 5.泉, わき水の古語




接尾辞
-ier 1 -er(1) の異形。通例、名詞に付けて、その名詞に関わる商売、職業を示す名詞を造る。 (例: clothier cloth (服) + -ier(1) :洋服や, 服地製造・販売業者)
w の後では -yer となる。 (lawyer 弁護士, 法律家)
2 主としてフランスからの借入語に付けられる接尾辞で -eer の異形。「(職業として)…する人、…関係者、…取扱者」の意を表す名詞を造る。(例:cashier (レジ係) )
3 -eerの異形以外にも、もっと古く、より多様な意味の借入語(第一音節にアクセントがある語、例えば barrier , courierなど)に見られる。
近年のフランスからの借入語においては、フランス語の発音を残して最後の 'r' の発音がないものがある(例えば、croupier (とばくの胴元補佐))

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