antinomian  [adj.n ]

[形容詞]
無律法主義の《キリスト教徒は神の愛と摂理によって道徳律から解放されているとする教義》;道徳律反対主義者の

[名詞]
無律法[道徳律反対]主義の人



印欧語根
ant- 前・正面、額・前額などを表す印欧語根。接頭辞anti-を持つ語(anticipateなど)の由来として、「…に向かって」の意。antiqueなどの由来として、以前の。
nem- 割り当てることやあてがうこと、取ることを表す。接尾辞-nomyastronomy, economyなど)の由来として、分け前、習慣、規則、地域など。numberなどの由来として、数。


接頭辞
anti- 「反」, 「対」, 「抗」, 「…でない」, 「非」, 「逆」, 「正反対」という意味を表す。 ante- (前に, あらかじめ) と同義に使われることもある。
母音および "h" の前で  "ant-" となることがある。
固有名詞・形容詞の前, "i" の前では "-" (ハイフン) がはさまれる。 cf: ante-

(語源) ギリシャ語 "anti" (反対側の) に由来する。



接尾辞
-an(1) 1 …の土地[地域]生まれの[に住む].(出生地や所属を示す) American
2 …に所属する.(社会階級や宗派,党派などを示す) republican
3 …属の,…科の.(動物学上の分類名につく) crustacean (甲殻類の動物)
4 …時代の.(人名につけて,「その人と同時代の」の意を示す) Elizabethan (エリザベス女王時代の)
5 …派の,…を信奉する.(語幹が指す人の支持を示す) Hegelian(ヘーゲル哲学の)
6 …する人,…家[研究者].
(異形の -ian と同様に,多くはフランス語借用の人を指す名詞につく)
-an で終わる形容詞は, 異形の -ian-ean  と同様にしばしば名詞としても用いられる。 ラテン語 '-ānus' (形容詞を作る接尾辞) に由来する。

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