aesthetic  [adj.n ]

[形容詞]
1[叙述] 美的な, 美学の;審美的な
2[限定] 美的感覚[審美眼]のある, 美を愛する;(知的に対し)感覚的な
3〈物・考えなどが〉上品な, 風雅な, 趣のある

[名詞]
美学(原理), 美の哲学, 美意識



印欧語根
au-4 To perceive. dhē-との複合形で「知覚する、気づく、理解すること」を表す。主な派生語は
1.ラテン語由来の聴くこと(audible,audience,audileなど)。
2.ギリシャ語由来の感じること(aesthetic,anesthesia など)。
dhē- はめることや置くこと、ここから箱や倉庫のこと、判断することなどを表す印欧語根。do(1)などの由来として単に動作を、接尾辞-fy, -ficなどの由来として、動作、特に作ることを表す(satisfy, terrificなど).他の重要な派生語は、fact, affair, effect, sacrifice, face, synthesisなど。



途中遷移語
ästhetisch ドイツ語 五感による知覚の、美について敏感な
aesthēticus ラテン語 五感による知覚の、美について敏感な
aisthētikos ギリシャ語 五感による知覚の、美について敏感な


接尾辞
-ic(1) 1. 「…の, …に関する, …の性質の」, 「…から成る, …を含む」, 「…を生じる, …を起こす, …によって生じる」, 「…部族[語族]の(人, もの)」, 「 …を支持[に執着]する(人,もの)」などの意味の形容詞語尾
2. 〔化学〕 …から抽出された(もの), 高原子価を持つほうの(ousを持つ場合より原始価が高い)
3. ギリシャ語, ラテン語ですでに名詞的に用いられている語, 形容詞の名詞的用法 (例: critic 批評家 )

(語源) 中期英語 '-ik' ← (古期)フランス語 -iqueからの借入 (また、ラテン語 '-icus' ← ギリシャ語 '-ikos'(形容詞男性単数)からの借入。)

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