au-4

To perceive. dhē-との複合形で「知覚する、気づく、理解すること」を表す。主な派生語は
1.ラテン語由来の聴くこと(audible,audience,audileなど)。
2.ギリシャ語由来の感じること(aesthetic,anesthesia など)。


この語根 au-4 から派生した単語
aesthesia
またはesthesia.
[名詞][U]感覚, 知覚.
「麻酔, 無感覚」の意のanesthesiaから否定の意味を除いた逆成語。anesthesia参照
aesthetic
[形容詞]
1[叙述] 美的な, 美学の;審美的な
2[限定] 美的感覚[審美眼]のある, 美を愛する;(知的に対し)感覚的な
3〈物・考えなどが〉上品な, 風雅な, 趣のある

[名詞]
美学(原理), 美の哲学, 美意識
aesthetics
1 (単数扱い)美学。
2 (単数扱い)美的感覚。
3 (単数扱い)美的な外見, 美観。
参照:aesthetic
anesthesia
【医】麻酔, 無感覚症
anesthetic
[名詞][U][C]麻酔薬[剤](エーテル・クロロホルムなど)

[形容詞]1 麻酔の. 2〈体が〉感覚がない, 麻痺まひ状態の.
anesthetist
麻酔医
audible
オーディブル, 聞こえる, 可聴式
audience
観客, 相手, 聞き手, 読者, 聴取, 引見, 聞く[傾聴する]こと
audile
[名詞]
〔心理〕聴覚型(の人)《視覚像よりも聴覚像が特に鮮明な人》

[形容詞]
1〔生理〕聴覚の, 聴覚による
2〔心理〕〈人が〉聴覚型の
audio
[形容詞] 可聴周波の, 低周波の, 音声の;ハイファイの, 音響機器(専門)の
[名詞]《テレビ》(映像と区別して)音声;(受像機の)音声回路;《コンピュータ》オーディオ, 音の発信[受信];音の再生.
接頭辞audio-からの逆成
audit
[名詞]会計検査[監査], 監査[決算]報告書

[動詞]会計検査をする, 監査する, 調査する, ((米))〈大学の講義を〉聴講する

昔の会計検査は口頭でなされたため
audition
[名詞]
1聴力, 聴覚;聴取2(歌手・俳優採用の)オーディション;(レコードの)試聴
3〔教育〕(大学の)聴講

[動詞]
〈歌手・俳優〉のオーディションをする
auditor
[名詞]
1会計検査官, 監査役
2((まれ))聴取者, 傍聴人
auditorium
講堂, 聴衆席, ホール, 会衆席, 観客席, 公会堂, 大講義室
auditory
[形容詞]
耳の, 聴覚の

[名詞]
1((古))聴衆
2聴衆席, 観客席
kinesthesia
【n.】
(筋肉・関節・腱(けん)の)運動感覚《体の位置覚・運動覚・緊張覚など》.

-kinesis, aesthesia参照
obedience
従順, 服従
obeisance
敬礼, 丁重なおじぎ, 尊敬
obey
従う, 服従する, 人の言うことを聞く
oyez
[間投詞]
1((まれ))(法廷で)謹聴, 静粛に!《◆廷吏により普通3回繰り返される呼びかけ》2((略式))おい, ちょっと, ねえ《◆人の注意を引くときに用いる》

[名詞]
「謹聴[静粛に]」の叫び声
subaudition
言外の意味, 暗示, ほのめかし.言外の意味を読みとること.
印欧語根等はaudition参照


この語根 au-4 から派生した接頭辞
audio-
「聴覚, 音」という意味を表す。  (語源) ラテン語 'audī(re)' (聞く) に由来する。


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