-ine(3)

『化学』次の意を表す名詞を造る 1化学製品・薬品名 2ハロゲン化合物 3アルカロイドまたは窒素塩基名 4アミノ酸名 5炭化水素化合物 6『廃』= -yne


この接尾辞を持つ語
arginine
[名詞]
〔生化学〕アルギニン《動植物のタンパク質に含まれる塩基性必須アミノ酸の一種》
astatine
[名詞]
〔化学〕アスタチン(【記号】 At)《原子番号85;最も重いハロゲン元素放射性元素でもある》
印欧語根等はastasia参照
bufotenine
[名詞]
〔化学〕ブホテニン(C12H16N2O)《毒キノコやヒキガエルの皮膚分泌腺から抽出した有毒アルカロイド;幻覚作用と発癌(がん)性がある》
cocaine
[名詞]
[U]コカイン:局所麻酔剤

cocaを参照
codeine
[名詞]
〔薬学〕コデイン《アヘンに含まれるアルカロイドの1つ;モルヒネから合成される;鎮静・鎮咳作用をもつ》
creatine
[名詞]
〔生化学〕クレアチン《脊椎動物の血液および筋肉にあるアミノ酸の一種で, 多くの生化学の反応に必要とする重要な代謝産物》
gasoline
[名詞]((米))ガソリン, 揮発油. (((英))petrol)

印欧語根等はgas, -ole(1)参照
inosine
【n.】
〔生化学〕イノシン《リボース(ribose)と結合したピポキサンチン (hypoxanthine)から成るヌクレオシド(nucleoside)》.

-ose(2)も参照
muscarine
【n.】
ムスカリン《キノコ類および腐敗した魚肉に含まれる猛毒のアルカロイド》;〔薬学〕ムスカリン《治療には用いないが, アセチルコリン類似作用を示す》.

【adj.】
ムスカリンの.
nigrosine
【n.】
〔化学〕ニグロシン《アニリンの酸化で得られる濃青色または黒色の染料;インキ・靴墨の着色剤, 織物の染色用》.
phentermine
[名詞]フェンテルミン.中枢性食欲抑制薬
physostigmine
【n.】
〔薬学〕フィゾスソスチグミン《コリンエステラーゼ阻害薬;カラバル豆 Physostigma verenosum の種子に含まれるアルカロイド;eserine ともいう》.
picoline
【n.】
〔化学〕ピコリン, メチルピリジン
pilocarpine
【n.】
〔薬学〕ピロカルピン《ヤボランジ(Pilocarpus jaborandi)の葉から採るアルカロイド;縁内障の眼圧低下および瞳孔(どうこう)収縮薬》.
ptomaine
【n.】
〔化学〕プトマイン《アミンの一種で, タンパク質が腐敗して生じる塩基性窒素化合物の総称》.
pyrene(2)
【n.】
〔化学〕ピレン(C16H10)《コールタールから抽出される芳香族炭化水素》.
saccharine
サッカリン。「糖(の)、糖質の」という意の接頭辞sacchar(o)-←「砂糖」の意の中世ラテン語saccharum←ラテン語saccharon←ギリシャ語sakkhar←パーリ語sakkharā←サンスクリット語śarkarā
solanine
〔生化学〕ソラニン《ジャガイモの新芽・トマトなどに含まれる有毒な結晶アルカロイド》.
taurine(2)
〔化学〕タウリン(NH2CH2CH2SO2H)《◆広く生物の組織中に存在する物質》.
theobromine
〔薬学〕テオブロミン《コーヒー・茶・カカオなどの植物にある水溶性の白色結晶体アルカロイド;気管支喘息・利尿・狭心症・頭痛の治療に使われる》.

(語源) 近代ラテン語 'Theobrōma' ← (ギリシャ語 'theo-' (神の) + 'brōma' (食べ物) + '-ine' )
tyrosine
〔生化学〕チロシン《アドレナリン・チロキシン・メラニン色素を形成する元になるアミノ酸》.


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