-en(4)
ある種の名詞の複数形を造る 例: "oxen" (
ox
(雄牛) の複数形)
(語源) 中期英語, 古期英語 '-an' に由来する。中期英語南部方言では広く一般化していたが、近代期に入って
oxen
以外は標準英語から姿を消した。他に古い複数形に -en が付加されて二重複数形(double plural)を造った例もある。
children
(子供たち)という語を遡ると、古期英語では単数形 'cild', 複数形 'cildru'であったが、中期英語になると複数形 'ċhildre'という形に発展し、やがて r を含んだ形態が単数形の基体と異分析され、そこに '-en'という複数語尾が付加されて children という複数形が造られこれが一般的に使われるようになった。
印欧語根
-no-
(
-eno-
,
-ono-
と同じ)形容詞を造る接尾辞。語基が動詞の場合は過去分詞を、名詞の場合は形容詞を造る。(
-en(2)
,
-en(3)
,
-an(1)
,
-ana
,
-ian
,
-iana
,
-ine(1)
,
-ine(2)
に派生)
この接尾辞を持つ語
children
[名詞]
child
の複数形
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