-ata

ラテン語からの借入語で複数形を造る接尾辞。(動物学上の分類名も造る)(例:Vertebrata 脊椎せきつい動物門)

(語源) ラテン語 '-ātus' (= 現代英語の -ate(1))の中性複数形に由来する。 もともと形容詞だったが、近代ラテン語で名詞化した。




印欧語根
-to- (-eto-, -oto-も同様。) 形容詞を造る接尾辞。
基礎となる単語の概念が完了したことを示す。例えば語基が動詞であれば、(過去)分詞(finish-ed)、語基が名詞であれば、所持(beard-ed)を示す。さらに最上級接尾辞(-is-to-, -est(1)参照)と序数の接尾辞(e.g. sixth,-th(1)参照)にもみられる。英語の接尾辞ではこれらの他 -ate, -ee(1), -eticに派生した。
この接尾辞を持つ語
schemata
数えられる名詞schemaの複数形
印欧語根等はschema参照


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