pyro-

1 「火」, 「熱」, 「高温」
2 火や熱によって引き起されること
3 〔鉱物〕熱を用いることによって変化する
4 「発熱」, 「熱狂」
5 〔化学〕(a)炎のような色の (b)酸2分子から水がとれて生じた (c) 加熱による脱水または脱炭酸で生じた

《 ◆ 母音の前では "pyr-" 》

(語源) ギリシャ語 'pūr' (火)に由来する。




印欧語根
paəwr̥ 火,炎を表す。
この接頭辞を持つ語
ekpyrotic
[形容詞]エキピロティック宇宙論の。ストア哲学で宇宙は周期的な災害、大火によりその都度破壊され再生されたという考えから。
pyrargyrite
【n.】
〔鉱物〕濃紅銀鉱(Ag3SbS3)《銀の主鉱石;ruby silver ともいう》.
pyrene(2)
【n.】
〔化学〕ピレン(C16H10)《コールタールから抽出される芳香族炭化水素》.
pyrolusite
【n.】
〔鉱物〕軟マンガン鉱(MnO2), パイロルーサイト.
pyromania
[名詞] 放火狂,放火癖。

(語源) pyro- (火) + -mania(…狂)
pyromaniac
【adj.】
((略式))[おどけて] 放火狂癖の.

【n.】
((略式))[おどけて] 放火狂癖の人.
pyrope
【n.】
〔鉱物〕苦礬(くばん)ざくろ石(Mg3Al2(SiO4)3)《深赤色透明なものは宝石として利用される》.

(語源) ギリシャ語 'purōpos'(燃え立つ色) "pyro-" + 'ōps' (目) に由来する。
pyrosis
【n.】
1〔病理〕胸やけ(heartburn).
2 ねたみ, 嫉妬.
pyroxene
【n.】
〔鉱物〕輝石《鉄・マグネシウムなどの珪酸塩鉱物》.
pyruvic acid
【n.】
〔化学〕ピルビン酸(CH3COCOOH)《無色で酢酸臭のある液体;生物体内における各種代謝の中間生成物》

印欧語根等はacid参照


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