kᵂo-

関係代名詞・疑問代名詞の語幹を表す印欧語根。kᵂi-とも表記。関係代名詞・疑問代名詞としての派生語はhow, what, when, where, which, who, whyなど。他の派生語は、either, quality, quantityなど。

この語根 kᵂo- から派生した単語
alibi
[名詞]
1〔法律〕アリバイ, 現場不在証明
2((略式))〔失敗などに対する〕口実, 言い訳
3アリバイに使われる人

[動詞]
言い訳をする
aliquot
[形容詞]
1〔数学〕割り切れる, 約数の, 整除できる
2等分からなる

[名詞]
アリコート《全体から取り出した一部の試料・標本》

[動詞]
〈数・量が〉等分される;〈試料が〉(全体から)とられる
anyhow
[副詞] ((略式))1.((肯定文))なんとしても;((否定文))どうしても(…ない) 2.((接続詞的))どうせ, とにかく, それでも, いずれにせよ 3.不注意に, いいかげんに 4.((強意))いったい(anyway)
anywhere
[副詞]
1.((疑問文・条件文))どこかに[へ] 2.((否定文))どこにも, どこへも;どこででも 3.((肯定文))どこへでも, どこにでも
印欧語根等はany,where参照
cheese(3)
[名詞]
((しばしばthe big ~))((俗))重要人物, 有力者, ボス;一級品, ふさわしい物.
cooncan
またはconquian.
[名詞]
〔トランプ〕コンキアン《8, 9, 10のカードを除いた40枚のカードを使って2人で行なうゲーム》
cue(2)
[名詞]
きっかけ, 合図, ヒント, 指示;〔演劇〕キュー;〔音楽〕次の出のきっかけ(を示す音符);〔心理〕手がかり, 刺激《行動をみちびき組織化する感覚信号》;((古))人に割り当てられた役割, 働き, 行動;((古))気分;気質

[動詞]
1 …に合図[きっかけ]を与える, 〈役者・俳優〉にキューを出す(in)
2 ((主に米略式))〔演劇〕…を(シナリオに)入れる(in)
3 …に知らせる, 注意をうながす
4 (録音で)〈サウンドトラック〉を探して見つける
either
[形容詞]
1 (二者のうち)どちらか一方の
(1) ((疑問文・条件文))どちらかの
(2) ((否定文))どちらの…も(ない). ▼両方が否定される
(3) ((肯定文))どちらでも任意の, どちらの…でも
2 ((米))(二者のうち)どちらの…も

[代名詞]
1 (二者のうち)どちらか一方((of ...))
(1) ((疑問文・条件文))どちらか
(2) ((否定文))どちらも(…でない)
(3) ((肯定文))どちらでも
2 ((古・俗))(三者以上のうち)どれか, どれでも. ▼この意味ではany, any oneを用いるのが正用法

[接続詞]
((~ ... or ... の形で))…か(それとも)…. ▼…は単語, 句, 節

[副詞]
1 ((否定文に続くand, or, notで始まる文で用いて))…もまた(…でない)
2 ((肯定節の後で前の文を補足して))…と言っても(…ではない)
3 ((略式))((疑問文・条件文・否定文で強意として)). ▼肯定文ではtooを用いる

「常に二つのうちのどちらか」(ever each of two)の意の古英語æghwætheræ-常に+ge-ともに+hwætherいずれか) ← ゲルマン語の成句から
elsewhere
[副詞] どこかよそ[ほかの所]で[に, へ];ほかの場合に((時にthan ...))
印欧語根等はelse, where参照
hidalgo
(スペインの)小貴族
how
どのような方法で, どのようにして, いかにして
however
けれども, しかしながら
kickshaw
【n.】
1(むだな)装身具, 飾り.2((古))手間をかけた料理, 珍味.
neither
[副詞]
1 [〜 A nor B] AもBも(…し)ない, AでもBでもない.
2 [否定文または否定の節の後で] …もまた(…し)ない
3 (非標準・略式・主に方言)[否定語の後で] …も(either)

[形容詞] どちらの…も…でない

[代名詞](2者のうちの)どちらも…ない(of ...)

古期英語'nāwther' 'nāhwæther'を途中遷移語とする. 'nā'(not)+'hwæther(which of two ふたつのどちら)
neuter
【adj.】
1〔言語〕〈名詞・代名詞などが〉中性の(【略】 n., neut.).
2〔動〕中性の;生殖器官が未発達の[不完全な];〔植〕中性の, 無性の《生殖器官が機能しないか, 不完全なものについていう》.
3 ((古))中立の.

【n.】
1〔言語〕中性;中性形[語].
2 ((まれ))中性動物;(家畜などの)去勢動物;(働きバチ・スズメバチ・アリなど生殖器官が不完全な)中性形雌昆虫;無性植物;中性の人.
3 ((古))中立者[国].

【v.】
1 [婉曲;通例 be 〜ed] 去勢される.
2 …を中性化「弱体化」させる, …から活力[発展性]を奪う.
neutral
【adj.】
1 (戦争・論争・紛争などに対して)中立の, 中立者[国]の;公平無私の, 不偏不党の.
2〈性質・特徴・種類が〉はっきりしない, どっちつかずの, 並の;目立たない;控え目な;〈色が〉くすんだ;中間色の;(白や黒のように)色合いがない, 色消しの, 無色の;(比較変化なし)〔音声〕〈母音が〉あいまいな《舌は位置が中位, 中舌で弛緩させ, 唇は弛緩と円唇の中間で調音される;》.
3〔化学〕(酸性でもアルカリ性でもなく)中性の;((まれ))〔動・植〕中性の, 無性の(neuter).
4 (比較変化なし)〈自動車のギアが〉ニュートラルの.
5 (比較変化なし)〔電気〕中性の.

[名詞]
1 中立の人[国];中立国の国民.
2 [U]《機械》(ギアなどの)ニュートラル.
3 去勢動物;《動物》中性形昆虫;《植物》中性[無性]植物( → neuter).
neutralize
【v.】(他)
1〈国・地域など〉を(国際法のもとで)中立にする;(戦争状態・連合関係から)〈国〉を除外する;(戦争において)…の中立を宣言する.
2〔軍事〕〈敵軍・毒など〉の効力をなくす, …を無効[無力]にする;〈軍隊・陣地など〉を無力化する;〈敵〉を殺す(kill);…を相殺する.
3〔化学〕〈溶液〉を中和させる, 中性にする;〔電気〕…を中性にする;〔言語〕〈音素〉を中和する《2つの弁別音を弁別的でなくする》.
4 (補色と混ぜて)〈色〉を黒[白, 灰色]にする;くすんだ色にする.
━━(自)
1〔化学〕中和する, 中性になる.
2 効果がなくなる, 無効になる.
3 〔電気〕中性になる.
nor(1)
【conj.】
1[neither A 〜 B (〜 C)] AもBも(Cも)(…し)ない.
2((正式))[not, never, no などの後で] …もまた(…し)ない《◆or で代用されることもある》.
3((正式))そしてまた(…し)ない《◆節を続けるのに「nor +(助)動詞+主語」の語順となる》.
4((詩・古))[neither A 〜 B の neither を省略して] A も B も(…し)ない.
5((詩・古))[〜 A 〜 B] A も B も(…し)ない.

印欧語根等はno(1), or(1)参照
or(1)
[接続詞]…または…, あるいは…, …ないし…, すなわち, つまり
posology
【n.】
〔薬学〕薬量学. 原義はギリシャ語で「どのくらい(の量)」(how much)
qua
…として,…の資格で.
qualification
資格, 技能, 資格証明(書), 資格認定, 資格付与, 資質, 但し書き, 能力, 免許, 免許状, 留保, 適格性, 制限, 限定
qualified
[adj.]
権能を与えられた, 資格のある, 能力のある, 免許のある, 適格な, 資質のある, 適任の, 制限された, 限定された, 条件付きの

[v.]
qualifyの過去形、過去分詞形
印欧語根などについてはqualifyを参照
qualify
資格を得る, 適任である, 予選を通過する
qualitative
[形容詞] 性質(上)の, 質的な. ⇔quantitative

印欧語根などはqualityを参照
quality
良質の, 高品質の
quantitative
[形容詞]量の;量で計られる, 〈詩が〉詩脚の母音量による, 音量の

印欧語根等はquantity参照
quantity
量的な
quantum
量, 額, 数量, 量子, 定量, 定額, 分け前
quasi
外見上, ある程度
quibble
屁理屈を言う, ごまかす, 言い逃れる, つまらぬことにケチをつける, あら探しをする
quid(2)
((英略式))1ポンド;((俗))1ポンド紙幣
quiddity
(物の)本質, 実質[体], 〔哲学〕「何であるか」ということ, 通性原理,揚げ足取り, 屁(へ)理屈,目立った特徴;変った癖
quidnunc
(古))耳の早い[うわさ好きの]人,おせっかいな人
quip
いやみ, 気の利いた言葉, 皮肉
quodlibet
[名詞]
1 (特に神学問題の)微妙な論議, 細かい論点
2 《音楽》クォドリベット:ユーモラスな声[器]楽曲
quondam
以前の, かつての, 昔の
quorum
定員, 定足数
quotation
[名詞]
1 (…からの)引用語句
2
(1) [U][C](商品・証券などの)相場づけ, 時価の見積
(2) 時価, 相場, 気配値
3 =quotation mark

印欧語根等はquote参照
quote
[動詞]
1 〈語句などを〉(本・作家などから)引用する;〈人の〉言葉を引用する
2 …を(証拠・裏書きとして)持ち出す;〈例などを〉示す;〈人に〉〈例などを〉示す
3 〈語句などを〉引用符に入れる[で囲む]
4 …の値を見積もる;…の相場を(…と)つける, 時価を言う, (値段)を〉言う

[名詞]((略式))
1 引用句, 引用
2 ((略式))((~s))引用符(quotation mark)
3 《商業》相場, 歩合表

中英語coten←古仏語coter←「章に番号を振る」意の中世ラテン語quotāre←「いくつ」quotから
quotidian
[形容詞]ありふれた, つまらない, 日々の, 毎日の, 平凡な, 毎日起こる

[名詞] 毎日起こる事柄。 毎日熱。

(語源) ラテン語 'quotīdiānus'(毎日の) = 'quot’ (how many, as many as) + 'diē' (day) + '-ānus' (-an)
quotient
商, 指数
somehow
[副詞]
1 なんとかして, ともかくも
2 どういうわけか, どうしたものか

印欧語根等はsome,how参照
somewhat
[副詞] いくらか, いくぶん, 少々, ある程度
[名詞] 多少, いくぶん(の…)
somewhere
ある時, およそ, どこかに, 何時か
ubiquitous
至る所にある, 遍在する
ubiquity
同時に至る所に存在すること
utopia
[名詞]
1 (しばしば Utopia) ユートピア。 イギリスの思想家トマス・モアが1516年にラテン語で出版した著作「ユートピア」に登場する架空の国家で、現実には決して存在しない理想的な社会として描かれている。
2 理想郷, 理想の国。
3 想像上の理想的な政治・社会体制。

(語源) ギリシャ語 'ou' (not 否) + 'topos' (場所)に由来する。
what
何(の), どれほど, どんな, 何という, 全部の
whatever
一体何, どういうふうに呼んでも, どんな〜でも, どんなでも, どんな事が〜とも, いかに〜でも, どんなこと(もの)が(を)〜しても, 何でも, 何とでも, 実態は, どうでもいい
whatsoever
[前置詞][形容詞]((文))whateverの強意形

印欧語根等はwhatever参照
when
いつ, その時
whence
どこから,そこから〜するところの
whenever
一体いつ, いつ〜しようとも, いつであろうと, ときはいつも, 時はいつでも
where
どこに, どんな点で, その所で, そしてそこで
whereas
〜であるが故に, 〜であるのに対して[反して], ところが
印欧語根等はwhere,as参照
wherever
一体どこへ[に], どんな場合でも
whether
〜かどうか, 〜であろうと
which
[代名詞]
どちら(の), どちらか, 〜するところの, そしてこの, そしてその, そしてそれは

[形容詞]
どちらの, どの, ((強意))…するどれ[どちらの]でも(whichever), ((非制限用法))そしてその…
whither
どこへ,どこまで,〜するところの
who
誰, 誰が, 誰を
whom
だれを,どんな人に,〜するところの(人)
whose
だれの、だれのもの
why
なぜ, どのような理由で, 何のために, どうして


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