gᵂēbh-

ねばつき感を表すいくつかのゲルマン語の仮説語根。カエルの意のラテン語、スラブ語とも関係する。 1.軟膏、液体(quacksalver)。2.震えること(quaver)。3.ヒキガエル(bufotenine)。

この語根 gᵂēbh- から派生した単語
bufotenine
[名詞]
〔化学〕ブホテニン(C12H16N2O)《毒キノコやヒキガエルの皮膚分泌腺から抽出した有毒アルカロイド;幻覚作用と発癌(がん)性がある》
quacksalver
にせ医者, やぶ医者.((主に英略式))医者;一般開業医.いかさま師, 知ったかぶる人.
廃語のオランダ語。中蘭語で[「軟膏またはいんちき療法を施す」意のquac- + 「癒す、軟膏を塗る」意のsalven]から
quaver
[動詞](自)
1 わなわなと[ぶるぶる]震える
2 〈声・音が〉震える;震え声で言う[歌う]
━━(他)〈歌・音符を〉震え声で歌う;〈言葉を〉震え声[震えた調子]で言う

[名詞]
震え声, 震音, 声の震え


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