bhengh-

厚い、濃い、太いことを表す。 bhn̥gh-u-の接尾辞として、1.厚い、濃い(pachycephalosaur,pachydermなど)。2.多量、多数、大量(bahuvrihi)。

この語根 bhengh- から派生した単語
bahuvrihi
[名詞]
〔言語〕 所有[異機能, 多財釈]複合語 《外心複合語の1種で第1要素が第2要素を形容詞的に記述し, 第2要素の特徴をもつ人[物]を表す》 
例えば, "birdbrain" (まぬけ), "butterfingers" (よくものを落とす人, へまな人) のような語。(

(語源) サンスクリット語 'bahuvrīhiḥ' (たくさんの米を持つ(人))('bahu-' たくさんの) + ('vrīhiḥ' 米)  このタイプの複合語の例。
pachycephalosaur
【n.】
〔古生物〕パキケファロサウルス, 堅頭類《厚いドーム状の頭骨を有する白亜紀後期の Pachycephalosauridae 科の草食恐竜の総称;ないしその1属 Pachycephalosausus》.
pachyderm
【n.】
1〔動〕厚皮動物《象・カバ・サイなど》.
2 面の皮の厚い人.

印欧語根等はderma参照
pachysandra
【n.】
〔植〕フッキソウ《ツゲ科フッキソウ属(Pachysandra)植物の総称》.
pachytene
【n.】
〔生物〕(減数分裂前期の)パキテン;太糸(ふといと)期《相同染色体がからみ合って太く短い1本の染色体になる》;パテン期.


【戻る】
【TOP】