andh-

(集合的)花、開花期を表す。 (例acidanthera,agapanthus,chrysanthemumなど)。

この語根 andh- から派生した単語
acidanthera
[名詞]
〔植〕アシダンテラ《アフリカ産アヤメ科アシダンテラ属(Acidanthera)の植物の総称;白と赤, または白と紫の上品な管状の花を咲かせる;香りが良く, 多くは鉢植えで観賞用植物として栽培されることが多い》
agapanthus
[名詞]
〔植〕アガパンサス, ムラサキクンシラン《アフリカ南部原産のユリ科アガパンサス属の植物;鮮やかな青・紫の漏斗状の花をつける;観賞用》
anthemion
[名詞]
〔建築〕忍冬(にんどう)模様《忍冬(スイカズラ)やパルメット椰子(やし)を型どった, ギリシアでは一般的な装飾;単独で銘額や瓦端飾りとして, またフリーズなどに連続模様として使われた》
anther
[名詞]
〔植〕(花の雄しべの)葯(やく)
anthesis
[名詞]
〔植〕開花;開花期《花が咲いてから実がなるまで》
anthology
名詩選集, 詩選. ギリシャ語で「花を集めること」が原義
chrysanthemum
[名詞] 《植物》キク    (語源) ギリシャ語 'khrūsanthemon' (金の花) 'khrūs-' (金の) + 'anthemon’(花)
dianthus
ナデシコ, ダイアンサス《ナデシコ科ナデシコ属(Dianthus)の植物の総称;カーネーション・ナデシコ・アメリカナデシコなど》. おそらくギリシャ語の「ゼウスの花(カーネーション)」が原義の新ラテン語.
exanthema
発疹, 発疹性熱病. ギリシャ語「花が咲く事」→後期ラテン語「爆発、 噴出」が原義
hydranth
ヒドロ花(か)《ヒドロポリープの末端部で, 口・触手・胃などがある;触手を開くと花のように見える》
monanthous
【adj.】
〔植〕単花の.
strophanthin
〔薬学〕ストロファンチン《strophanthus 類の種子からとる強心配糖体》.


この語根 andh- から派生した接頭辞
antho-
「花」という意味を表す。

(語源) ギリシャ語 'anthos' (花) に由来する。


この語根 andh- から派生した接尾辞
-anthema
「発疹」の意味の名詞を造る  (例 exanthema)
-anthemum
[植物]「 ...のような花をもつ植物」 という意味の植物名を造る(分類学上の名に用いる)) (例 chrysanthemum)
-anthera
[植物]「 ...のような葯(雄しべの先の花粉が入った袋)をもつ植物」 という意味の植物名を造る。(分類学上の名に用いる)) anther 参照 (例:acidanthera)
-anthous
[植物]「 ...の花のある」 という意味の形容詞を造る
-anthus
[生物]「 ...な花をもつ(...の花に似た)生物」 という意味の名詞を造る。(動植物の分類学上の名に用いる) ( 例: Schizanthus (ムレゴチョウ属)) 


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