gonad  [n. ]

生殖腺(せん), 性腺, 性巣《生殖細胞が作られる睾丸(こうがん)・性嚢(せいのう)・卵巣など》


印欧語根
genə- gen-とおなじ。 命を与えること、子孫を作ることを表す印欧語根。また、繁殖に関係することや、家族・部族に関係することを表す。重要な派生語は、engine, general, gentle, king, nature, native, 接尾辞-gen(生成物を表す)など。nature, nativeにはgが省略されたかたちでいきづいていると考えられる。


接頭辞
gono- 「性の」, 「生殖の」, 「種子の」という意味を表す。 《◆母音の前では 'gon-' 》

(語源) ギリシャ語 'gonos' (子, 種子, 出産)に由来する。



接尾辞
-ad(1) 1 ギリシャ語の借入語に見られる集合数詞を示す語尾。
2 女性の妖精の名の語尾。 : Dryad(ギリシャ神話の樹木の妖精)
3 叙事詩の題名: Iliad(Troyの攻囲戦を歌ったギリシャの叙事詩)
4 ギリシャ語の借入語について”~に由来する" "~に関連する"という意味を持たせる語尾

(語源) ラテン語 '-ad-' '-as' (ギリシャ語 '-ad-' '-as' という説も)から派生。

【戻る】
【TOP】