peuə-

清潔にすることや、洗うことを表す(pureなど)。

この語根 peuə- から派生した単語
Puritan
【n.】
1〔歴史〕清教徒, ピューリタン《16-17世紀英国国教内に起った新教徒の一派》.
2 [p〜](道徳・主義上の)潔癖主義者.

【adj.】
1 (比較変化なし) 清教徒の.
2 [p〜](道徳・宗教的に)厳格な.
compurgation
[名詞]
〔古英法〕無罪立証, 免責宣誓;雪冤(せつえん)宣誓《被告の罪状に対して友人や隣人などの保証宣誓により被告の無罪が成立する裁判方法》

印欧語根等はpurge参照
depurate
(…を[が])浄化する[される]
expiate
(罪を)償う, 〜の償いをする, 〜に対する罰金を払う
expurgate
[動詞]
1 不穏当な箇所を削る
2 〈不道徳・下劣なものを〉清める, 浄化する

印欧語根等はpurge参照
impiety
【n.】
1 不信心;親不孝(⇔ piety).
2 [しばしば 〜ies] 不信心[不敬]な行為[言葉];不忠.
impious
【adj.】
1不信心な, 不敬虔(けいけん)な;不敬な, 不忠の.
2邪悪な, 悪意に満ちた.
piety
【n.】
1 敬虔(けいけん), 敬神, 信心(⇔ impiety).
2 ((やや古))(親・目上の人などに対する)敬愛, 献身, 孝行心, 恭順, 忠誠心;敬虔な行為[言葉, 信仰];お祈り.
3 [〜ies] 慣習追従的な[偽善的な]姿勢[言葉, 行為].

中英語piete←古フランス語←「忠実な行い」の意のラテン語pietās←「忠実な」pius
pitiful
【adj.】
1[他動詞的に]〈人・物・事が〉哀れみを誘う, 痛ましい, ふびんな.
2 軽蔑(べつ)に値する, くだらない;貧弱な, 乏しい;不十分な(meager).
3((古))哀れみ深い, 同情的な(piteous).

印欧語根などはpityを参照
pitiless
【adj.】
1 無慈悲な(merciless), 哀れみのない(cruel).
2〈天候などが〉情け容赦のない, 過酷な.

印欧語根などはpityを参照
pittance
【n.】
1[通例 a 〜] スズメの涙ほどの手当[収入];少量, 少額, 少数.
2〔歴史〕修道院などへの寄進.

印欧語根などはpityを参照。中英語pitance←「施し」の意の古フランス語←「思いやりを示すこと」中世ラテン語pietantia←ラテン語「敬虔、あわれみ」pietās
pity
【n.】
1〔…に対する〕哀れみ(mercy), 同情〔for, on〕《◆しばしば人を見下した気持を含む;sympathy は対等の立場での同情》.
2 [通例 a 〜] 残念な事, 惜しい事, 同情[遺憾]の原因.

【v.】
〈人が〉〈人・事など〉をかわいそうに思う, 気の毒に思う(feel pity for).かわいそうに思う.

【int.】
((略式))かわいそうに, 残念.

中英語pite←古フランス語←ラテン語「敬虔、あわれみ」pietās←「忠実な」pius
pour(1)
【v.】
1 [SV (out) O1 for O2/O2 (out) O1]〈人が〉O2〈人〉にO1〈飲み物・スープなど〉をついでやる;〈液体・塩など〉を〔…へ/…から〕注ぐ, 移す(out, away, in)〔into/from, out of〕;[SVO]〈人・物が〉〈物〉を〔…に〕流す, かける〔on, over, down〕;[〜 oneself]〈液体〉を自分につぐ.
2〈コップなど〉に注ぐ.
3 [SVO(M)]〈人が〉〈話・怒り・悩みなど〉を〔…に〕浴びせかける(out)〔on, upon, to〕;〈物が〉〈光など〉をどっと出す, 放射する(out, forth, in, away, down);〈弾丸など〉を〔…に〕浴びせる;〈球場などが〉〈群衆など〉を〔…に〕吐き出す;〈人・金など〉を〔…に〕多量につぎ込む〔into〕.
4 ((米))[it を主語にして]〈雨などが〉降り注ぐ.
5 [SVM]〈水・煙などが〉(絶えず多量に)〔…から/…を越えて〕流れ出る(forth, out, off, down)〔from, out of/over〕;〔…に〕流れ込む〔into〕;〈雨が〉激しく降る(down);〈容器が〉注げる.
6 [SVM]〈群衆・移民などが〉〔…に/…から〕押し寄せる, 殺到する〔into, onto/from, out of, through〕;続々と来る(in).
7〈言葉・悪態などが〉〔口から〕どっと出る(out)〔from〕.
8〈雨が〉激しく降る;[it を主語にして] 雨が激しく降る(down).
9 ((略式))(食卓で)お茶[コーヒー]をつぐ, 主人役を務める

【n.】
1 注ぐこと, 流出;どしゃ降り.
2 注がれる物;〔鋳造〕(1回の)溶解金属注入(量).
purblind
【adj.】
1 半盲の, 目がよく見えない(nearly blind).
2 愚鈍な, 鈍感な.
3 ((廃))全盲の.

pure, blind参照
pure
【adj.】
1 [通例限定] 純粋な, まじり気のない(⇔ mixed);〔生物・遺伝〕〈動物が〉純血の, 純系の;〈言葉が〉純正の.
2 清い, きれいな, 汚れていない;〈音が〉澄んだ.
3 ((正式))(道徳的に)純潔な, 潔白な(clean, innocent);(肉体的に)汚れのない《◆chaste は「〈女性が〉貞節な」の意》.
4 (比較変化なし)[限定]((略式))まったくの(complete);単なる(mere(1));[副詞的に] まったく.
5 (比較変化なし)[限定]〈学問・芸術などが〉純粋な, 理論的な(⇔ applied).
6〔音声〕単母音から成る;〈子音が〉他の子音を伴わない.
7〔音楽〕
a 倍音を含まず単一の周波数だけからなる.
b 完全に調子が合っている.
8〔聖書〕(儀式によって)清めた(ritually clean).
purely
【adv.】
1 (比較変化なし)[修飾する語(句)の前で] まったく, 完全に;単に.
2 純粋に, まじり気なく.
3 ((正式))清らかに, 純潔に.
purgatory
【n.】
1 [しばしば P〜]〔カトリック〕煉獄(れんごく)《中世の神学で死後, 天国に入る前に罪の浄化を受ける場とされた》.
2 ((略式))(一時的な)苦難(の場所);苦痛の状態, 苦しみ

【adj.】
浄罪の, 清める.

名詞の接尾辞は-atory. 形容詞の接尾辞は-ory(1)

印欧語根等はpurge参照
purge
【v.】
1〈人が〉〈心・体など〉を清める(make clean);O2〈汚れ〉を取り除いて O1〈人・物〉を清める, O1〈人〉から O2〈疑いなど〉を除く;〔法律〕〈罪など〉を(刑罰などで)あがなう, 償う.
2〈人などが〉〈人〉を(政党などから)追放する;O1〈政党など〉から O2〈人〉を追放する.
3 ((古)) O1〈腸〉に下剤をかけて O2〈異物〉を除く.清浄になる;通じがつく, 下剤をかける.

【n.】
浄化;〔不正分子の/…からの〕追放, 粛正, パージ〔of/from〕;((やや古))下剤

「清める」意のラテン語pūrgāreから
purification
[名詞][U][C]
1 浄化
2 《カトリック》(ミサの終わりに司祭が行う)聖杯の清め

印欧語根などはpure, purifyを参照
purify
【v.】(他)
1 …を浄化する;…から〔…を〕取り除く〔of〕.
2 …を精錬[精製]する.
3〈罪など〉を清める;…の罪[汚(けが)れなど]を除く.
4〈人・物〉から〔罪・不純物などを〕取り除く〔of, from〕.
━━(自) 浄化する, 清める.
purity
【n.】
1 清らかさ, 清浄;(衣服の)清潔;潔白(⇔ impurity).
2 純粋;(言語などの)純正;(肉体的)純潔.
3〔光学〕純度.
4〔色彩〕彩度.
purée
【n.】
ピューレ《野菜・果物を柔らかく煮て裏ごししたもの》;ピューレから作ったスープ.

【v.】
〈トマトなど〉をピューレ(状)にする.
spurge
〔植〕トウダイグサ, ユーフォルビア《トウダイグサ科トウダイグサ属の総称;園芸的には特にその多肉植物をいう》.

印欧語根等はexpurgate, purge参照. もと下剤として使われたことに由来.


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