okᵂ-

見ることを表す(eye, optic, windowなど)。daisyは朝開くことから「朝の眼」から。

この語根 okᵂ- から派生した単語
Pelops
【n.】
〔ギリシア神話〕ペロプス《Tantalus の子;父に殺されてその肉は神々の食卓に供されたが, 神々の力でよみがえった》.
amblyopia
[名詞]〔眼科〕弱視《眼球や視神経に顕著な障害があるわけではないが, 片眼の視力がきわめて弱いこと》 "lazy eye"(弱視)とも言われる。

(語源) 近代ラテン語 'amblyōpia' ← ギリシャ語 'ambluōpiā' ('ambluōpos'視力の弱い)
'amblus'(ほの暗い, かすんだ)+-opia
antic
おどけた, こっけいな
antiquated
古くなった, 古風な, すたれた, 時代遅れの
antique
[形容詞]古風な, 旧式な, 時代遅れの

[名詞]古器, 骨董品, 〔製紙〕粗仕上げ紙, 〔印刷〕アンチック体

[動詞]…を古めかしくする,古器[骨董品]を集める[求める]
antiquity
古さ、古雅, 古色, 古人, 古代, 古代人, 大昔, 古い時代
antler
[名詞]
(雄ジカの)枝角. 目の前に位置する(角)というのが原義
atrocious
質の悪い, ひどい, 極悪な, 残虐な, 不愉快な
augen
[名詞]眼球状変成岩。《独語》augeの複数形。大きな眼球の形をした鉱物粒子で、片岩(schist)や片麻岩(gneiss)のような葉状の変成岩に見られる。
ドイツ語の「眼」に由来
autopsy
検死解剖, 検死, 死体解剖
binocular
[形容詞]
両眼の, 両眼用の

[名詞]
((通例~s))双眼鏡(((略式))binocs);双眼顕微鏡

印欧語根などはbinary, ocularを参照
catoptric
[形容詞]
反射光の
ceratopsian
[名詞]
[形容詞]
角竜(の), ケラトプス(の)《角竜亜目の恐竜の総称》
coreopsis
[名詞]
〔植〕ハルシャギク《キク科ハルシャギク属の総称》

(語源) 実の形がナンキン(トコジラミ)虫に似ていることから。(ギリシャ語'kóris'(トコジラミ)の語幹'kore-'に由来)
cushy
[形容詞]((略式))楽な, 楽しい
古イラン語?→ペルシャ語「良い眼、良い見地」に由来
daisy
ヒナギク
diopter
ジオプトリ《レンズの屈折力の単位で焦点距離の逆数をメートルで表したもの;【記号】 D》
dropsy
水腫(症)(=edema), 浮腫, チップ, わいろ. hydro-の頭音hyが消失. すでに科学用語としては使われていない.
esotropia
[名詞] 〔眼科〕 内斜視。(語源)近代ラテン語 'esōtropia'に由来する。 / ギリシャ語 'esō'(=withinの内に)+ 'tropē'(旋回,方向転換:tropic参照) + -opia
exophthalmos
眼球突出(症) (語源) ギリシャ語 'ex-' (外に) + 'ophthalmos' (眼) に由来する。
eye
[n.]
眼球, 目もと

[v.]
注目する, じろじろ見る, 色目を使う, 注視する, もくろむ, 期待する

eyelet
〜に小穴を作る
ferocious
ひどい, 恐ろしい, 獰猛な, 凶暴な, 猛烈な, すごい, 残忍な
hemeralopia
[名詞] 〔眼科〕昼盲(症), 夜盲(症)(誤用)。 参照 nyctalopia

(語源)近代ラテン語 'hēmeralōpia' ← ギリシャ語 'hēmeralōps'( 'hēmera'(日中) + 'al(aos)'(盲目の) + 'ōps'(目) +-ia)に由来する。
hyperopia
[名詞]〔医学〕遠視(反対語myopia)

(語源)hyper- + -opia)
inoculate
【v.】
1
━━a〈人・動物〉に〔病気の〕予防接種をする〔for, against〕.
━━b〈ワクチンなど〉を〔人・動物に〕接種する〔into, on, upon〕, 〈微生物など〉を〔…に〕植えつける〔into, onto〕;…に〔ワクチンなどを〕接種する, 〈人・動物〉を〔ワクチン接種で〕守る〔with〕.
2〈人〉に〔思想などを〕植えつける, 吹きこむ〔with〕.
3〔農業〕〈根粒など〉を〔土壌に〕混入する〔into〕.
4〔冶金〕…に接種する.
5 予防接種を行なう, 種痘をする.
inveigle
【v.】
1〈人〉を巧みに〔…に〕誘い込む, つり込む(tempt, trap(1), lure)〔into〕.
2〈人〉をそそのかして〔…〕させる(cajole)〔into doing〕;(甘言などで)〈物〉を〔人から〕巧みにだましとる(coax)〔from, out of〕.

中英語envegle←「盲目にする」意の古仏語aveuglerの変形←「視力がない、盲目の」意のラテン語*aboculusから
iodopsin
[名詞]《生化学》ヨードプシン、イオドプシン、アイオドプシン。脊椎動物の(眼の)網膜錐体に存在する感光色素の一種。
metope
【n.】
〔建築〕メトープ《ドリス式建築のフリーズで2個の3条溝の石壁(triglyph) の間に狭まれた四角な壁面》.
metopic
【adj.】
〔解剖〕前頭の, 額部の(frontal).
monocle
【n.】
単眼鏡, 片めがね.
myopia
[名詞] 1〔医学〕近視(⇔ hyperopia). 2〈考え方が〉近視的なこと;視野の狭さ

(語源) ギリシャ語 'muōpiā'('muōps'(近視の))に由来する。('mūein'(目を閉じる)  + -opia)
myopic
【adj.】
1〔医学〕近視の(short-sighted).
2近視眼的な, 視野が狭い.

印欧語根などはmyopiaを参照
nyctalopia
[名詞]〔眼科〕夜盲症, 鳥目(night blindness ともいう)参照: hemeralopia

(語源) 後期ラテン語 'nyctalōpia' ← ギリシャ語 'nuktalōps' (夜盲): 'nux''nuxt-'(night) + 'alaos'(blind盲目の) + -opia)
ocellus
[名詞]
〔動〕(無脊椎(せきつい)動物の)単眼;(クジャクの羽・葉・魚などの)眼状紋
ocular
[形容詞] 1 眼(のため)の。 目のような, 目の性質をもつ。  2 目による, 視覚上の。

[名詞] 1 《光学》接眼鏡[レンズ]  2 (おどけて)目

(語源) ラテン語 'oculus' (目) + '-āris' (-ar)
oculist
眼科医
oculomotor
[形容詞]
〔解剖〕眼球運動の;眼球神経の
印欧語根等はmotor参照
oculus
[名詞]
(ラテン語)((建築))円形窓, 眼窓(ドームのトップの丸い窓). 「眼」の意味のラテン語.
ogle
秋風, 色目
ommatidium
[名詞]
〔動〕(昆虫などの複眼を構成する)個眼
「眼」の意のギリシャ語から
ommatophore
[名詞]
〔動〕(カニ・カタツムリなどの)先端に眼のある触角
「眼」の意のギリシャ語から>
(語源)  ギリシャ語 'ooma' (目) + -phore に由来する。
op art
[U]オプ・アート:視覚的な錯覚を利用した抽象芸術様式

印欧語根等はoptic,optical,art参照
ophthalmologist
眼科医  参照: ophthalmology (眼科学)
ophthalmology
[名詞] 眼科学
opsin
[名詞]
〔生化学〕オプシン《レチネンと結合し色素ロドプシンを合成するタンパク質》
rhodopsinからの逆成語.印欧語根等はrhodopsin参照
optic
目の, 光学の, 視覚の
optical
[形容詞]
1 光学(上)の
2 視力を助ける;視覚[目]の
3 オプ・アート(op art)(視覚的な錯覚を利用した抽象芸術様式)の

印欧語根等はoptic参照
optician
メガネ商
optics
[名詞][U]光学

印欧語根等はoptic参照
optoelectronics
[名詞]
1[単数扱い] 光電子工学, オプトエレクトロニクス 2[複数扱い] 光電子回路
印欧語根等はelectronics参照
optometrist
検眼医, 検眼士
optometry
検眼
panoptic
【adj.】
すべてが一目で見渡せる, 総括的な.
panopticon
[名詞](1か所から内部全部が見える)円形刑務所。J.Benthamの提唱した仮想の刑務所。ギリシャ語の「のぞきからくり」に由来
phalaenopsis
[名詞]デンファレ。着生ラン科の室内用鉢植えの植木(別名 moth orchid)。原義はギリシャ語で「(白い生き物→)蛾」
phlogopite
【n.】
〔鉱物〕金雲母(うんも)(KMg3AlSi3O10(OH)2)《カリウム・マグネシウム・アルミニウムの含水珪(けい)酸塩からなる茶色の雲母;主として大理石や白雲石に生じる》.
pinochle
【n.】
1 ピノクル《2-4人でするベジーク(bezique)に似たゲーム;48枚のカードを使う》.
2 (1のゲームにおける)スペードのクイーンとダイヤのジャックとの組合せ.

「2つの眼」の意のラテン語bīnoculusに由来
presbyopia
【n.】
〔眼科〕(老人性)遠視, 老眼(cf. hyperopia, myopia).
prosopography
【n.】
1 (歴史・社会・文学上の)人物描写[記述].
2 人物研究《歴史・社会・文学上の人物間の関係を, 資料を基に家系・経済・社会・政治などの面にわたり記述する》.
prosopopoeia
【n.】
1 擬人化[法](personification).
2 プロソポピーア, 活喩(かつゆ)法《不在[想像上]の人物や死者に, あたかも実在[現存]しているかのように話させたりふるまわせたりする表現法》.

「顔、仮面、劇的な人物」の意のギリシャ語prosōpopoiiā→ラテン語prosōpopoeiaから
pyrope
【n.】
〔鉱物〕苦礬(くばん)ざくろ石(Mg3Al2(SiO4)3)《深赤色透明なものは宝石として利用される》.

(語源) ギリシャ語 'purōpos'(燃え立つ色) "pyro-" + 'ōps' (目) に由来する。
rhodopsin
《生化学》ロドプシン, 視紅(網膜にある紫紅色の色素タンパク質)
senopia
[名詞]老齢による近視改善 (高齢者が白内障の初期に水晶体の膨張によって時としてこのような症状をおこす)

(語源) ラテン語 'senex', 'sen-'(old 老年の) + -opia) に由来する。
synopsis
概要, 大意
synoptic
要約の
triceratops
〔古生物〕トリケラトプス, 三角竜《白亜紀後期の角竜亜目(Ceratopsia)の恐竜》.
ullage
【n.】
アレージ《たる・瓶などの液体の入っていない部分の容積》.(蒸発・漏れなどによる容器内の液体の)目減り量, 不足量.(蒸発・漏れなどのあとの容器内の液体の)残存量.〔宇宙工学〕(推進燃料の膨張などを考慮して全部満たさずに残しておく)燃料タンクの空き.

【v.】
…にアレージを生じる;…のアレージを量る;…のアレージを満たす.
walleyed
〔眼科〕 外斜視の.角膜の濁った;白っぽい目の;((俗))目を大きく見開いた.〈魚が〉大目玉の.酔っ払った.
window
窓, 窓ガラス, 窓口, 飾り窓, ウィンドウ, ワイルドカード
中英語←古ノース語vindauga(「空気、風」の意のvindr+「目」の意のauga)から


この語根 okᵂ- から派生した接頭辞
ophthalmo-
「眼…」, 「眼球」, 「眼科医」, 「眼炎」 という意味を表す。 《 ◆ 母音の前で "ophthalm-" 》

(語源) ギリシャ語 'ophthalmos' (眼) に由来する。 ( 'ō̆' 眼 + 'thàlomos' 内室 )


この語根 okᵂ- から派生した接尾辞
-opia
視力の状態や視覚器官の障害を表す。

(語源)ギリシャ語 '-ōpiā' ← 'ōps', 'ōp-'(眼)に由来する。
-opsis
「...に似た有機体(構造)」「...もどき, 擬...」という意味の名詞連結形。
-opsy
(医学)「検査」の意味の名詞を造る。

(語源) ギリシャ語 '-opsiā' (見ること) ← 'opsis' (見る)に由来する。


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