kreus-

凍り始めること(氷、水晶と関連する語). crust (パンの堅い外皮, 甲殻, 甲羅)を形成する

この語根 kreus- から派生した単語
Kristallnacht
【n.】
水晶の夜《1938年11月9日夜から10日未明にかけてナチスがドイツとオーストリアのユダヤ人に対して行なった一斉襲撃》.
crouton
[名詞]
〔フランス〕[通例〜s] クルトン《スープに浮かす焼いた[揚げた]パンのさいの目切り》
crust
[名詞] 1 パンの堅い外皮, パンの耳 2 (一般に)堅い外皮, 動物の)甲殻, 甲羅;《地質学》地殻 3 かさぶた 4 (ワインなどの)酒あか;湯あか 5 厚顔, 鉄面皮

[動詞] 外皮[外殻]でおおう, 外皮を生ずる

中期英語 'cruste'から遷移。古期フランス語 'crouste', ラテン語 'crūstam' (shell 貝殻, 甲(羅))から派生した。
crustacea
[名詞]《動物》甲殻綱[類] crust + -acea
crustacean
[名詞][形容詞] 甲殻類動物 (の) crust + -acean
crustaceous
[形容詞]
甲殻類の;皮殻質の
crustose
[形容詞]
〔生物〕殻状の
crymotherapy
[名詞]
〔医学〕寒冷[冷凍]療法《熱を持った部分にアイスパックをあてる療法などをいう》
crystal
水晶の
crystalline
[名詞]
〔生化学〕クリスタリン《水晶体中にみられるタンパクの一種》
encrust
〈物が〉〔殻・装飾品で〕覆われる
印欧語根等はcrust参照


この語根 kreus- から派生した接頭辞
cryo-
「冷凍の」, 「低温の」, 「氷結の」という意味を表す。(異形として "cry-" も)

(語源) ギリシャ語 'kreus-' (氷のように冷たい) に由来する。
crystallo-
「水晶の」, 「結晶の」という意味を表す。 《◆母音の前では "crystall-" 》

(語源) ギリシャ語 'krustallos' (水晶)に由来する。


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